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通信速度とLANケーブルについて

目次

通信速度について

インターネット環境の高速化にともなって、周辺機器も高速化に対応した製品にアップグレードすることが求められます。
フレッツ光の場合、100Mbps、1Gbpsのプランが一般的ですが、10Gbpsのプラン(フレッツ光クロス)も登場してきており、今後は10Gbpsが主流になるかもしれません。

ただし、インターネット回線を10Gbpsのプランで契約していてもケーブルやWIFI機器など途中の周辺機器がその速度に対応していない場合はそこがボトルネックとなり最大の性能を活かすことができないので全ての機器を10Gbps対応に揃える必要があります。

10Gbpsはどの位の速さ?

通信速度の速さにおいて〇〇bps(ビットパーセコンド)という単位が使われます。
1秒間に送受信できるビットの量です。
10Gbpsでは1秒間に10ギガビットのファイルが送れることになります。
では10ギガビットというとどれくらいのファイルになるでしょうか。

ビットと似た用語でバイトという単位があります。
スマホで1GB(ギガバイト)プランなど、バイトという単位には馴染みがありますがビットとバイトは異なる単位なので注意が必要で速さを考える上では単位を揃える必要があります。

〇基本 1B(バイト)=8bit(ビット)

またK(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)となる毎に約1000倍(正確には1024倍)になっていきます。

1KB(キロバイト)=約1000B(1024B)

10Gb(ギガビット)はバイトに直すと1.25GB(ギガバイト)なので、120分ものの最高画質の映画(2GB)でも1.6秒でダウンロードできる速度です。

容量 1Gの場合 10Gの場合
動画のダウンロード(10作品) 1作品50MB 4秒 0.4秒
高画質の写真(100枚) 1枚10MB 8秒 0.8秒
最高画質の映画(120分) 1本2GB 16秒 1.6秒 

LANケーブルの選び方。カテゴリー

LANケーブルは対応速度の違いによってカテゴリー分けされています。
基本的にはカテゴリーの数字が大きいほど(Cat5→Cat6→Cat7→Cat8)、数字にアルファベットがつくほど(Cat6→Cat6A、Cat6e)速いというイメージです。

最低限1Gbpsに対応しているCat5e以上が欲しいですが、新規で購入する場合はCat6以上の方が種類が豊富なのであまり気にする必要はないかと思います。

Cat6とCat6A、Cat6eは大きく違う

Cat6以上が購入の選択肢に入ってきますが、Cat6とCat6A、Cat6eは大きく違うので注意が必要です。
Cat6は1Gbpsまでしか対応していませんが、Cat6A、Cat6eは10Gbpsまで対応しているのでインターネット回線をフレッツ光クロスなど10Gbpsで契約する場合はその性能を活かすためにもCat6A以上が必要です。
(Aとeは規格の違いで性能的には同等)

Cat7以上は業務用

Cat7の通信速度の性能はCat6Aと同等ですが、電磁波の影響による通信障害を防ぐためのシールド処理が施されていることが特徴です。
但し、ネットワーク機器にアース処理を施さないと逆に速度が落ちてしまうなど設置が大変なので業務用と考えるのが良いです。

100m以上の敷設やノイズを無くしたい時には光ファイバーケーブルも選択に

現状、10Gbpsの性能を活かすのであればCat6AのLANケーブルで問題ないかと思いますが、ケーブルの距離が長い(100m以上必要)場合はオーディオ機器などでノイズを無くしたい場合はLANケーブルではなく、光ファイバーケーブルの導入も検討してみましょう。

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