Gmail接続エラー「メールを今すぐ確認する」が消えてできない時

2021年9月28日

先日Gmailで接続エラーの障害が長時間発生し、メールの受信が遅延することがありました。
一時的な受信遅延や障害は今までもあったものの1日以上連続して起きたことはほとんどありません。
こういった障害の発生は原因によって対処法も異なり、いつも同じ方法で解決できるとは限りませんが、今後の参考に今回のケースと対処法をご紹介します。

Gmail接続エラー発生状況

・メールサーバー:KDDI系のCPIを使用
・Gmail管理画面経由で独自ドメインのメール送受信ができるように設定

9月17日接続エラーが表示されていることを確認しました。Gmail経由で独自ドメインメールの送受信を行う場合、そのままの状態では受信に若干のタイムラグがあるため、設定のアカウントとインポートから「メールを今すぐ確認する」のボタンをクリックして手動でリアルタイム受信をするのですが、その際にページ上で下記のようなエラー表示がされていたのです。

ただ、「メールを今すぐ確認する」ボタンはクリックできてその際にメールの受信もされたので一時的なものかと考え特段気にしませんでした。
しかし、その状況が長時間続き、メール確認の履歴をみても
Connection timed out: There may be a problem with the settings you added.
と続いており一時的なものでなく何かしらのトラブルが発生していることが明らかでした。

対処法 「メールを今すぐ確認する」をクリック

今回の接続エラーでも有効だったのが、「メールを今すぐ確認する」をクリックです。
今回はずっとエラーが出続けているわけではなく、何時間に1回は自動受信されている履歴があったので、その間隔を短くするために手動で受信確認を行いました。
pop受信遅延の軽減法でもご紹介したことありますが、
歯車マーク>設定>アカウントとインポート>メールを今すぐ確認する
から手動の認知のタイミングでメールチェックが行えます。
普段から使えるテクニックです。

「メールを今すぐ確認する」が消えている場合

通常は「メールを今すぐ確認する」をクリックで対処できることが多いのですが、今回はなんとそのボタン自体が消えてしまう現象が見られました。

消えてしまった理由として考えられることは普段手動のメール確認を行っておらず、接続エラーのまま長時間放置していたら消えてしまったようです。
この場合、大元のトラブルが復旧してもメールが届かないままということが考えられるので対処が必要です。
その場合は他のメールアカウントを確認の再設定をしましょう。
再設定といっても難しくはありません。

歯車マーク>設定>アカウントとインポート>他のアカウントのメールを確認、
項目の該当メールアドレスの右端にある「情報を編集」をクリックします。
すると設定画面が表示されますが、パスワードの部分が空欄で他は既に入力されている状態かと思います。

この空いているパスワード部分に当該メールアカウントの受信パスワードを入力して変更を保存すれば完了です。
※パスワードはGmailのログインパスワードとは異なるので不明な場合は管理者に確認して下さい。

するとメールの確認を始め、その後消失していた「メールを今すぐ確認する」ボタンも復活します。

Gmailで接続エラーの原因

1、障害が発生

一般的に、今まで問題なく使えていたのに突然使えなくなる場合、よくあるのがGmail本体やメールサーバーで障害が発生している場合です。
その場合はステータスページや障害アナウンスが表示されることがあるので確認しましょう。
またTwitterなどリアルタイム性があるもので検索をかけて同じ状況の人がいないかを確認し情報を募るのも方法です。
公式:Google Workspace ステータス ダッシュボード

公式:CPI(メールサーバー)障害メンテナンス情報

2、仕様が変更された

また、その他の原因としてはメーラーやサーバーの仕様の変更が考えられます。

以前Gmailではセキュリティ強化のための仕様変更でメールの配信エラーとなり、メール送信ができなくなることがありましたが、こちらは仕様変更が原因でした。

参考:テレワークに役立つGmail メールの配信エラーの解決法

この場合、事前には情報が少なく、仕様変更によりトラブルが生じて、それが認識されてから対処法等アナウンスされるので解決まで時間がかかることがあります。
また、Gmailの仕様変更に対応するかどうかはメールサーバー会社の判断や対応にもよるので解決が難しい場合は別の運用方法やサーバー変更を考える必要があります。

3、その他(IPアドレスをアクセス制限)

前置きが長くなりましたが今回のGmail接続エラーのケースでは障害や仕様変更のどちらでもなく、サーバー会社がIPアドレスのアクセス制限をかけたことが原因の可能性が高いようです。
トラブルの件をサーバー会社に報告し調査したところ下記のような回答がありました。
9月17日に不審・大量アクセス等、疑わしい挙動をされている海外の一部IPアドレスのアクセス制限を行ったが、そのIPアドレス帯の中にGoogle社にて利用しているIPアドレスが登録されていた可能性がありアクセス制限の解除を実施。
アクセス制限の解除後Gmailの接続エラーが解消されていることを確認したため、アクセス制限が関係していると推察。

まとめ

Gmailの接続エラー。今回のケースはIPアドレスをアクセス制限したことが原因と思いもよらぬ結果になりましたが、
障害の発生や仕様変更が通常は主かと思いますので、今回紹介した方でまずは確認してみて下さい。
なお、障害発生などの場合自力での解決対応は難しく復旧を待つばかりとなってしまいますので予め、事前にとれる対処法を検討しておくことも大切です。
参考:メールサーバートラブルへの対処

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