動画マーケティング

2020年8月6日

ウェブサイトやネットショップの商品ページなど、サイト訪問者に興味を持ってもらうためにさまざまなコンテンツを設定しますが、その中で動画を活用するのも効果的です。

実はページというものはほとんど見られていません。大づかみに認識し、必要な情報がなければすぐ離れていってしまいます。
一説にはページ滞在時間3秒で必要かどうかを判断するといわれています。

そこで、ユーザーが求めている情報を瞬時に判断できるようページを構成していくことが大切になりますが、そのひとつとして動画の活用が考えられます。

動画の魅力はやはり「動き」があること。動きがあることによりアクセス者の興味を惹く効果は見逃せません。知覚情報の8割が視覚情報によるものなのでまずはそこを押さえておくことが肝要です。その視覚情報の8割が色による情報とされていることも重要です。つまり、単色よりも複数の色づかい、かつ変化が生じる動画を活用することで、より印象的なページ作りが可能となります。

同様に、アクセス者は画面をスクロールすることなく見ることができる領域(ファーストページビュー)をチェックしますが、そこに動画があるというのはひとつのポイントとなります。
一つのエリアに画像やキャッチコピーを複数表示できるため、小さなエリアに多くの情報を盛り込むことができます。全体の雰囲気や内容が分かると次のページへの回遊もしやすくなり、結果として質の高い訪問(本当にその情報を求めている訪問)につながります。

次にあげたい動画の魅力としてはコンテンツをひとつ加えることにより大きな変化が期待できるということです。見た目を整えるとなると全体のデザインの調整となりますが、それは費用面や時間面で必ずしも有効とはいえません。例えば季節に応じて、キャンペーンやイベントのためにデザイン変更というのは確かに魅力的ではありますが現実的ではありません。
その点、動画であれば作成したもの差し替えるだけで印象や発信する情報を簡単に変えることができます。

ここまで動画の魅力をあげていきましたが、そもそもの動画作成が大変だという声もあります。しかし、写真をスライドショーのように切り替え、適宜メッセージを発信するというものも上記の効果を期待できますので、動画の構成や伝えるメッセージをしっかり練ってから作成すればそれほど複雑な動画である必要はありません。ウィンドウズムービーメーカーなど、写真配置やメッセージ挿入などを感覚的に操作できるソフトも数多くありますので比較的手軽に動画作成することができます。

また、作成した動画はウェブサイトのページ内に埋め込むだけでなく、youtubeやfacebookに投稿することをオススメします。youtubeやfacebookは検索に強いので、社名や商品名などのキーワードを設定することでページの「入口」を増やすこともできます。

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