outlook2016 暗号化された接続(SSL/TLS)が必要 メール設定方法

2019年6月13日

SSLの送受信に対応したOutlook2016メール設定の方法です。
※メールサーバー等によっては設定方法が異なります

Outlook2016メール設定(ssl対応まで)

①Outlook2016でファイルタブからアカウント追加

②メールアドレスを入力してその際、詳細オプションをクリックして「自分で自分のアカウントを手動で設定」を選択

③POPを選択(サーバーと同期させたい場合はIMAP)

④パスワードを入力(管理者に確認してください)

⑤認証が取れたら完了をクリック。※但し詳細設定を変更しないと、「対象のプリンシパル名が間違っています。このサーバーの使用を続けますか」のエラーが出続けるので⑥以降で変更


⑥ファイルタブ選択

⑦アカウント情報で該当アカウント選択

⑧アカウントの設定から「サーバーの設定」を選択

⑨サーバー名の部分、デフォルトではpop.独自ドメインになっていることを確認

⑩サーバー名の部分を〇〇.secure.ne.jpに変更※こちらの設定は個々で変わるので管理者に確認してください

⑪送信メールをクリック。サーバー名の部分、デフォルトではsmtp.独自ドメインになっているのでこちらも⑩と同じサーバー名〇〇.secure.ne.jpに変更。次へをクリックすると完了

Outlook2016メール設定(名前変更とサーバーコピー残す)

⑪まででメールの送受信設定は完了ですが、おすすめの設定として下記も変更しましょう。
メールサーバーの容量に制限がある場合はメールサーバーから削除するにチェックをいれたままの方が良いかと思います。

⑫ファイルタブ、アカウント設定、「アカウント名と同期の設定」クリック

⑬自分の名前の部分を任意の名前にすることで受信相手にもその名前を表示できます。またメールサーバー容量が十分な場合はサーバーから削除するのチェックを外しておきましょう。

メール暗号化について

メール受信時のメールソフトとメールサーバーの間を暗号化することを「POP over SSL」と言います。また、メール送信時にメールソフトとメールサーバーの間を暗号化することを「SMTP over SSL」と言い、このPOP over SSLとSMTP over SSLでメールの暗号化を行うことで、メールのセキュリティを高めることができます。しかし、送信者側がSMTP over SSLの設定を行っていても、受信者側がPOP over SSLの設定をしていない場合は、受信時のメールサーバーとメールソフトの間が暗号化されなくなるため気をつけておきましょう。

参考:
https://www.hai2mail.jp/column/2018/what-is-mail-using-ssl.php

Related Posts

経営革新等支援機関に認定されました

当社は、2023年2月24日付けで経営革新等支援機関に認定されました。 認定支援機関ID:107828000112 https://www.ninteishien.go.jp/NSK_CertifiedRecordView?id=a0D2r000004g0zfEAA 行政書士をはじめとしたプロフェッショナルスタッフに経営や補助金・助成金・資金調達などの相談をして頂くことが可能ですのでお気軽にご相談下さい。 認定経営革新等支援機関とは...

光ファイバーケーブルの選定 ポイント

光ファイバーケーブルの選定 ポイント

先日ネットワーク構築の相談を受けたので、その中で光ファイバーケーブルの基礎情報をご紹介します。 速いだけじゃない。光ファイバーケーブルの特徴 ・長距離伝送が可能 LANケーブル(メタルケーブル)では、100m以上で中継器などが必要になりますが、光ファイバーケーブルは数百m~数十kmまで伝送が可能です。 ・大容量のデータ伝送が可能 伝送帯域が大きいため大容量のデータを伝送しても速度低下が起きにくいです。...

通信速度とLANケーブルについて

通信速度とLANケーブルについて

通信速度について インターネット環境の高速化にともなって、周辺機器も高速化に対応した製品にアップグレードすることが求められます。 フレッツ光の場合、100Mbps、1Gbpsのプランが一般的ですが、10Gbpsのプラン(フレッツ光クロス)も登場してきており、今後は10Gbpsが主流になるかもしれません。...