Google Apps for Workから G Suiteへ
先日グーグルから「Google Apps for Work」のサービス名称変更がアナウンスされました。
新しい名称は「 G Suite 」。(カタカナ読みが特に記載無いですがジースウィート!?)
「Suite」はスウィートルームのスウィートと同じですが、組とか揃いという意味がありアプリケーション群の総称として使われています。
サービス内容的には何か一新されたということはなく、従来のGoogleAppsから引き続き「Gmail」「Googleドキュメント」「Googleドライブ」「Googleカレンダー」「ハングアウト」などを使用することができますが、その中でAIの機械学習技術を応用した機能などが提供されるようです。
AI機能でGoogleドライブやGoogleドキュメントがより便利に!?
詳細なアナウンスはこれからですが具体的にはAndroid版端末においてGoogleドライブでファイル検索を行った際に従来よりも短時間で探し出すこともできる「Quick Access」。
これはAIにより利用履歴、今後の予定、現在のやりとりなどからどのファイルが検索されるかを入力前に「先読み」し、関連性の高いファイルを画面上に表示する機能です。
その他Googleカレンダーにおいて、複数人でのミーティングの際に最適な時間や会議室をAIが提示したり、Googleドキュメントでも検索(Explore)機能が強化され利用者が求めている資料、データ、デザインなどを迅速に提示してくれます。
グーグルは結構頻繁にサービス名称やサービス内容、UIを変更するので利用者にとっては大変な一面もありますが、今回の変更のコンセプトとしては”チームワークの活発化、業務の効率化を通じ、組織間連携を促進することで、企業の成長速度を加速し、成果につながるように強力に支援する”
とのことなので今後に期待です。
参考:G Suite のご紹介 All together now.
参考:「Google Apps for Work」を「G Suite」に改名、AI機能など追加