Moodle(ムードル)導入

2016年6月8日

以前EラーニングプラットフォームであるMoodleでできることをご紹介させていただきました。
Moodle(ムードル)とは? 無料で試せるeラーニング
今回はMoodle導入の流れご紹介します。

3つの導入方法

導入にあたっては主に3つの方法があります。
・既に導入済みのシステムを使う
→運営者に権限を発行してもらい利用する方法です。
・自分で導入する
→サーバーを用意しインストールします。こちら難易度は高いですがその分追加機能なども利用できます。
参考:Moodleをインストールする
・無料サービスを利用する
→海外で有志団体が提供しているサービスでMoodleを試すことができます。
 少し制約はありますが初めて導入を検討する際には試しで一度利用してみましょう。
サーバーを用意しての設定は少しハードルが高いためSEの方に任せるとして今回は無料サービスを利用したMoodle導入を見ていきます。

Moodle利用の流れ

Gnomio.comというサイトで海外有志団体が提供しています。
主なポイント
・バナー広告が表示されるが利用は無料
・30日間ログインが無いと削除されてしまう
・容量は無制限
・追加機能などは導入できない
・サブドメインでの利用

ログインと日本語化

  • https://www.gnomio.com/にアクセス。
  • gnomio

  • サイト名とEメールアドレスを入力。
  • 登録したEメールにユーザー名とパスワードが届くのでそちらでログイン。
  • moodleログイン画面

  • 言語設定の変更。日本語に変更します。
    ※手動でインストールしている場合は導入時に日本語に設定することも可能です。
  • 左サイドメニュー
    Home / ► Site administration / ► Language / ► Language packsを選択
  • moodle-gengohenkou

  • 右側のAvailable language packsから日本語を選択しその下のインストールボタンクリック。
  • 左側に日本語が選択肢として表示されるのを確認したらLanguage settingsをクリック。
    Home / ► Site administration / ► Language / ► Language settings
  • Default language をクリックすると日本語が選択肢に表示されるので選択しセーブチェンジ。
  • これだけだと変わらないので今度はヘッダー部左側のEnglish(en)を日本語に変更。
  • gengo
    これで日本語化完了です。

コースを作成

  • まずはメイン下部のボタンより「新しいコースを追加する」をクリックします。
  • 赤※が必須事項なのでまずはこちら入力します。必要に応じて詳細設定変更していきます。
  • ko-su

  • 完了したら保存します。トップページに新しく「ウィーク」というコースができました。

編集モードの開始。活動の追加

  • コース名をクリックすると1週間毎の帯が出来ていますが今は何も入っていないのでコンテンツを追加していきます。
    Eラーニングということなのでデフォルトでは1週間毎の表示になっていますがコース設定で変更可能です。
  • 閲覧モードになっている場合はそのままだと追加できないので左サイドメニュー、コース管理より編集モードの開始をクリックします。
  • moodle hensyukaishi

  • 「活動またはリソースを追加する」をクリックし必要なコンテンツを追加していきます。
  • 機能一覧

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