新しくホームページを作るにあたって重要になってくるのがドメインとURLです。
弊社の場合ですが、大まかにいうと「wasabi3.com」がドメイン、各ページの場所を指定した「https://www.wasabi3.com/price/」全体がURLです。
今回はURLをどのように作ればよいかご紹介します。
URLの前提となるドメインの取得に関しては下記ご参考下さい。
参考:ドメイン名を考える際に気をつけたいポイント
訪問者、検索エンジンに分かりやすく
URLの作り方に関してはGoogleが提供している「Google検索エンジン最適化スターターガイド」にも記載されていますのでそちらもご参考下さい。
主に下記の点に気を付ける必要があります。
- ・シンプルに分かりやすく
- ・ページ内コンテンツに関連した単語を使用
- ・日本語や大文字の使用は避ける
- ・階層構造に気を付ける
長く複雑であったりデータ計測のために色々なパラメーターを使用しているURLだと訪問者だけでなく検索エンジンにとっても不親切でクロール(検索エンジンのロボットがページを見つけること)がされにくくなることにも繋がるのでできるだけシンプルにすることが必要です。
ページタイトルだけでなく、URLも検索結果には表示されるのでページ内コンテンツを連想できるような単語を使うことは大切です。例えば料金ページだと○○○.com/price 等。
これは第三者にページを紹介してもらった際のアクセスしやすさにも繋がりますし、サイト運営側にとってもGoogleアナリティクス等でアクセスログ解析をした際にすぐにページの内容を把握できることに繋がります。
ワードプレスなどを利用すると自動的にタイトルをURLに使用してくれることがあります。これは便利なのですが、日本語そのままで使用されてしまうのでアルファベットに変更した方が良いです。というのはページの表示自体は日本語が含まれているURLでも表示は可能なのですが、検索エンジンとしては変換して認識されてしまうので「https://www.wasabi3.com/2016/01/ワサビ」だと「https://www.wasabi3.com/2016/01/%E3%83%AF%E3%82%B5%E3%83%93/」のような形になってしまいます。普通にホームページを訪れてページを閲覧する分にはあまり問題ありませんが、第三者にメルマガなどで記事のリンクを伝える際には上記のようにわけが分からないURLになってしまうので日本語のURLの使用は避けた方が良いです。
ホームページはパンフレットやチラシといった平面のものではなく、立体的な階層構造になっています。例えば大項目に「会社案内」というページがあり、その中のメニューとして「代表挨拶」「会社概要」「アクセス」等が設けられることがあります。その際はURLも階層構造にすることをおススメします。
例えば
会社案内→/company/
代表挨拶→/company/message/
会社概要→/company/gaiyou/
アクセス→/company/access/
但し、階層構造が深すぎるのも検索エンジン的にはURLの発見において問題になるようなので少なくとも2、3階層に抑えてワンクリック、ツークリックでページを閲覧できるようにするのがユーザーや検索エンジンにとって優しいつくりといえます。
参考:URLの長さは問題にならないが階層の深さは重要