前回、 今すぐ始めるコンテンツマーケティング
においてブログをやりましょうとご紹介しましたが、ただブログをやるだけでなく定期的に更新するということも重要になってきます。
今回はその理由と定期的な更新とはどのくらいの頻度が良いのかということをご紹介します。
ブログ更新が重要な理由1、サイトが大きくなる
ブログ更新=記事を増やしていくことによりサイトの規模が大きくなります。サイトの規模が大きくなるということはそれだけ間口が増えることになります。
例えば仮に5ページしかなく5つのキーワードしかない場合と、100ページあり100個のキーワードがある場合だと後者の方が単純に計算すると20倍程検索される機会が増えることに繋がります。
ブログ更新が重要な理由2、新鮮な情報を発信している証拠
例えば訪問者の立場からして年に数回しか更新されていないブログと、頻繁に更新されているブログだったらどちらの方が見てみたいと思うでしょうか。
普遍的なことを書いているブログでしたらあまり影響がないかもしれませんが、例えば法律が絡むことや、最新の技術やサービス等を紹介している場合古い記事を読んでもあまり意味がなくより最新の情報を読みたいと思うかと思います。
定期的に発信することにより一見だけでなくファンを作ることができます。
ブログ更新が重要な理由3、内部リンクが強化される
こちらはSEOに絡む技術的なことになりますが、記事を増やすことにより内部リンクが強化されます。
具体的に言うとサイトの構造にもよりますが記事を作成することによりトップページに新着としてリンクが追加されます。またアーカイブページにもリンクが追加され、記事内にはパンくずや関連記事を表示されることによりそれぞれにリンクが貼られていきます。こういった内部リンクの強化はSEO的にも有効になってきます。
ブログ更新が重要な理由4、リンクをはってもらいやすくなる(外部リンク強化)
記事を更新することにより間口が増え、リピーターとしてのファンが増えるということはそれだけその記事を紹介して貰える可能が高くなることに繋がります。
自分が読んでいて参考になった情報は他人にも紹介したくなるものでネット上の場合はリンクを貼るという作業で簡単に紹介することができます。
これは外部リンクの強化に繋がります。
有料リンクの購入等ブラックハット的な外部リンク対策はNGですが、良質なコンテンツを提供した結果の自然発生的な外部からのリンクはSEOにもプラスに繋がります。
理由5、今後のマーケティング施策に繋がる
忙しい中コツコツと更新してきた記事は大切な資産です。
これらを有効活用することで色々なマーケティング施策に繋げることができます。
例えば
・それぞれの記事にバナーを設置し問い合わせや資料請求に繋げる。
・記事をカテゴリー毎に特集としてまとめてメールマガジンとして発行
・セミナーでの参考資料に使う
・ステップメールに使う
・クライアントへの参考記事として紹介
・書籍としてまとめて発刊
等々
ではどのくらいの頻度で更新すれば良い?
ブログ更新が大切なことは分かりましたがではどのくらいの頻度で更新すれば良いのでしょうか。
Googleの見解を確認すると・・実はGoogleは更新頻度よりもコンテンツの質が重要ということで特に直接的なSEOへの影響や頻度は明言していません。
いままで更新が大切な理由を述べてきたのに否定するようですが、安心して下さい。
直接的な影響がないかもしれませんが、間接的には影響があります。
Googleも検索エンジンのアルゴリズムを日々改良していますが、基本的な目的としては検索ユーザーが求めている情報に対して如何に有益で関連性の高い情報を上位に表示させ届けることができるかにつきます。
5つの理由とも重複しますが、ブログを更新することにより訪問者にとって良質な情報を定期的に提供する事でサイトの評価を高めることができます。
ここで間違えていけないのは更新が重要だからといって訪問者にとってメリットが無い記事をバンバンあげてもむしろ逆影響になってしまう場合があるということです。
仮に1日10記事新着で上がっていたとしても大半が訪問者にとってメリットの無い記事でしたら紹介してもらえませんし、ツイッターのタイムラインみたいな形になってしまい次回以降見ようともしてもらえなくなります。その中に質の良い記事があったとしても埋もれてしまってみてもらえなくなります。
毎日から週に数回
更新の頻度は公式にはアナウンスされていませんが、少なくとも週に数回、出来れば固定のファンを集めるためにも毎日更新できるようにすることが良いかと思います。
どんな内容の記事を更新するかにもよると思うので一番良いのは自分が他の気に入っているサイトをどのような頻度で訪れるか考えたり、第三者に実際に記事を読んでもらいどのくらいの頻度で更新されていたら読み応えがあるか意見聞くのも良いでしょう。
またグーグルアナリティクスを利用すれば訪問者のリピート間隔なども調べることができるのでそちらを参考にするのも良いかもしれません。
アクセスログの分析等でお困りの際は下記までご相談下さい。