ホームページ タイトルの作り方

2016年4月19日

ホームページを作成するにあたりタイトルが必要になってきます。
具体的に言うとトップページのタイトルとその他ページ(下層ページ)のタイトルです。
ホームページの場合、雑誌や本と異なり「目を引くタイトル」というだけでは不十分です。
タイトルを作る時には何を考えれば良いでしょうか。いくつかポイントご紹介します。

タイトル作りの基本

タイトルと一言で言いましたがホームページの用語で言うとタイトルタグのことで、ここで設定したタイトルが検索エンジンで検索した際の一覧結果に表示されます。
ワサビ タイトル

・最大32文字程度に抑える

検索エンジンの仕様変更により変わることもありますが、長くなり過ぎると後半部分が「・・・」と省略されて肝心の伝えたいことが伝わらない場合があります。

・検索されたいキーワードを意識する

タイトルタグとユーザーが検索したキーワードの関連性などをグーグルのロボットが判断して検索結果に表示させるのでできるだけ検索されたいキーワードを含めることが良いです。
但し、キーワードが多くなりすぎると上位に表示させる効果が弱くなってしまいます。

・Googleキーワードプランナーなどの活用

Googleキーワードプランナーはリスティング広告用に用意されたツールですが、キーワード毎の検索数や競合度などを調べることができるのでタイトル作りの参考になります。
例え検索されたいキーワードがあってもそのキーワード自体の需要が低い場合は別のキーワードを使用した方が良いかもしれません。
参考:キーワードプランナー

・ページの内容にあったタイトルをつける

ユーザーは検索結果に表示されたページタイトルからページ中身を予め想定してからページの中身を見ます。
その際に想定と全然異なる内容だとホームページ内の他のページに移ることなく直帰してしまいます。
直帰は検索エンジンにとってはネガティブな評価になってしまうのでページの内容にあったタイトルをつけることも大切です。

・トップページのタイトルには社名、サービス名、地域を含める

新規立ち上げした企業ホームページの場合はまず、自社名で検索した時に表示されないと意味が無いので社名やサービス名を含めましょう。
クリニックや飲食店などユーザーの来店を想定する場合は地域名も含めることでより分かりやすくなります。
企業の場合でも、同一の社名がある場合は地域などを含めることでユーザーが間違って別のホームページを閲覧してしまうことを防ぐことができます。

こんなタイトルはやめよう

・キーワードの羅列

グーグルはタイトルのキーワードを判断して検索結果に表示させると言いましたが、色々なキーワードだけを羅列することは逆効果です。
ユーザーにとっても怪しいページと判断されてクリックしてもらえません。

・他のページと同じ、重複タイトル

ページの中身が違っても、他のページと同じ重複タイトルになっていると検索エンジンのロボットはどちらがどちらなのか判断がつかなく同一のページと捉えてしまいコピーコンテンツとみなされてしまう恐れがあります。ユーザーにとっても検索エンジンの表示結果から判断ができなくなり、ホームページの運営者にとってもデータ分析する際に困るのでページ毎に異なるタイトルを作りましょう。

ユーザー目線に立ったタイトル作り

タイトル作りに大切なのはユーザー目線で考えクリックしてもらえるように考えることです。
運営側がこんなキーワードで検索されたいと想定してページタイトルを作ってもそれが一方通行であれば見てもらうことはできません。
また訪問してもらっても、それがお問い合わせや商品購入といった最終的な結果(コンバージョン)に結びつかなければ意味がありません。
結果(コンバージョン)を出して欲しいターゲットを想定(ペルソナを作り)し、その上でキーワードの需要や競合等も考えページタイトルを作ることが大切です。
ワサビでは企画設計からお手伝いしますので、ホームページ制作やタイトル作りに困った際は一度弊社の下記お問い合わせまでご連絡下さい。
お問い合わせ
参考:検索エンジン最適化スターターガイド

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