ウェブサイト運営で欠かせないツール、グーグルアナリティクスですが、社内で情報共有するときなど共通のアカウントでログインしている場合も多いのではないでしょうか。普段自分が使っているアカウント以外の場合一度ログアウトしてからログインし直したりと面倒なことも多いので自分のアカウントでユーザー追加をしてみては如何でしょうか。以下追加方法のご紹介です。
※アナリティクスの管理画面の仕様は結構頻繁に変わるので現時点での方法になります。
上部タブからアナリティクス設定を選択
アナリティクスにログインした後上部のタブメニュー「ホーム、レポート、カスタム、アナリティクス設定」からアナリティクス設定を選択します。
アカウントのユーザー管理を選択
アカウント、プロパティ、ビューの中でアカウントの項のユーザー管理を選択。
(※プロパティやビューでもユーザー追加できますが、権限や機能が限定されます。)
権限範囲を設定しメール追加
権限を付与するユーザーの枠にメールアドレスを入力します。
(※入力したメールアドレスがグーグルアカウントに対応している必要があります)
次に、その横「表示と分析」となっている所をクリックし、ユーザー管理、編集、共有設定のチェックを入れます。
最後に追加ボタンをクリックするとユーザーの追加完了です。
ユーザー権限参考
ユーザー管理: アカウントのユーザーを管理できる権限です(ユーザーの追加や削除、権限の設定)。編集や共同編集の権限は含まれません。
編集: 管理やレポートに関連する操作(アカウントやプロパティ、ビュー、フィルタ、目標などの追加や削除。ただし、ユーザー管理を除く)や、レポートデータの表示が可能な権限です。共同編集の権限も含まれます。
共有設定: 個人のアセットを作成し、共有できる権限です。共有アセットが対象となります(ダッシュボードやメモの編集など)。「表示と分析」の権限が含まれます。
表示と分析: レポートと構成データの表示、レポート内でのデータ操作(テーブルにフィルタを適用する、セカンダリ ディメンションを追加する、セグメントを作成するなど)、個人的アセットの作成と共有、共有アセットの表示を行うことができます。共有アセットを共同で操作することはできません。
親階層の権限はデフォルトで下の階層に引き継がれます(アカウント > プロパティ > ビュー)。たとえば、アカウント単位でユーザーに権限を設定すると、そのユーザーはそのアカウントのすべてのプロパティとビューについて同じ権限を持つことになります。
子階層で設定された権限は、親階層で設定された権限よりも優先されます。
階層が下に進むにつれて、設定する権限を増やすことはできますが、減らすことはできません。たとえば、アカウント単位で「表示と分析」権限を設定したユーザーに、プロパティやビュー単位で「編集」権限を設定することはできますが、アカウント単位で「編集」権限を設定したユーザーに、プロパティ単位で「表示と分析」権限を設定して権限を限定することはできません。