日経BPがまとめた所によると全国の大学ウェブサイトで最も使いやすいサイトは富山大学ということです。(調査対象:国立・公立・私立での全211サイト中)
参考:富山大学
この調査はユーザービリティ調査としてウェブサイトを下記8つの評価項目で判定しその中でのポイントで順位を決めています。今年はスマートフォンの普及(高校一年生のスマホ保有率が84%)に合わせてスマートフォン対応のポイントを追加しています。
- トップページ・ユーザビリティ
- サイト・ユーザビリティ
- スマートフォン対応
- メインコンテンツへのアクセス
- サイト内検索
- アクセシビリティ
- インタラクティブ
- プライバシーポリシー
→サイト価値向上に必要不可欠な機能
→使い勝手の要“ナビゲーション”を検証
→新たにスマホ対応を指標に追加
→特定コンテンツへの誘導は適切か
→サイト内検索を独立した指標に
→障害者が利用できるサイトか
→アクションを促す双方向性機能チェック
→大学サイトの個人情報保護方針を検証
参考詳細:全国大学サイトユーザビリティ調査2014/2015
デザインだけではない。ユーザビリティの大切さ
大学のウェブサイトとなるとターゲットが多数(大学関係者、在校生、受験生、卒業生、取引業者、その他一般)にわたり情報やコンテンツが複雑化するためユーザビリティは大切になってきますが、これらは大学ウェブサイト特有のものというよりも、企業サイトやポータルサイト等、その他一般のサイトでも言えることです。一度自社のウェブサイトと競合他社をポイント化し比較してみるのもよいかと思います。
単純にユーザビリティに優れている、ユーザビリティランクが高いから問い合わせ等が増えるかというとそうではないですが、せっかくのコンテンツを見て欲しい人に届けることが出来なければ機会を損失していることにつながります。