互換表示という言葉をご存知でしょうか。IE(インターネットエクスプローラー)でホームページを閲覧している際に、何かこのホームページレイアウトが崩れている(全部コンテンツが左に寄っている、右に寄っている、表示されない)といった場面で試してみる機能です。互換表示することできっちりしたホームページ(制作者側が意図したレイアウト)を表示できる場合があります。(100%ではありません)
何故互換表示が必要なのか
ではそもそも何故互換表示が必要なのでしょうか。理由としてはホームページを見るブラウザ(インターネットエクスプローラー、グーグルクローム等)の環境が常に変化していっているということがあります。IEのバージョンアップによって設計ルールなども少しづつ変わってくるので古い設計のホームページ(IE7での対応想定等)を最新バージョンのブラウザで見るとレイアウト崩れなどが発生することになります。
互換表示の仕方 IE9,10の場合
実際にどのようにすれば互換表示ができるのでしょうか。IE(インターネットエクスプローラー)9,10の場合は下記です。
アドレスバーの横に紙をちぎったような互換表示のボタンが表示されるのでそちらをクリックすると互換表示(正しいレイアウトでの表示)が可能です。こちらを再度クリックすることで有効や無効を切り替えられます。
ツールバーからも有効にすることができます。
1、キーボードの Alt キーを押してメニュー バーを表示
2、[ツール] をクリック
3、[互換表示] をクリック
参考:初心者でもわかる! IE で互換表示 (IE10/IE9)
互換表示の仕方 IE11の場合
IE(インターネットエクスプローラー)11の場合、アドレスバーの横の互換表示ボタンが前バージョンと異なり表示されないので注意が必要です。
右上の歯車マーク(設定アイコン)から設定します。
1、歯車マーククリック
2、互換表示設定
3、該当WEBサイトを追加
互換表示は万能?互換表示に頼らない作りが重要
では互換表示機能があるから古い設計のままずっとそのままで良いかというとそうでもありません。ホームページの訪問者全てが互換表示のことを知っているわけではありません。せっかく訪れた訪問者をレイアウトが崩れているからと不信感を持たれて直帰させてしまうのを避けるためにも定期的なブラウザチェックと場合によってはリニューアルが重要になってきます。