ホームページやLP(ランディングページ)を修正する際具体的な箇所を分かりやすくするために、コピーしてPDF化したり、そのまま印刷して赤入れしようとすることがあります。ただ、その際に一部の画像が欠けていたり上手く印刷したりができないことがあるかと思います。その原因は画像がバックグラウンド(背景)に組み込まれている場合です。
画像処理の2種類
画像の処理の仕方として主に2種類あります。
一つはimgタグをHTMLに埋め込む場合
もう一つは背景画像としてCSSで指定する場合です。
imgタグでの画像処理
主に重要な画像などはimgタグで処理をします。重要の度合いはそれぞれかと思いますが例えば商品写真などです。ではalt属性を使うことができるのでユーザービリティやSEOに配慮することができまた画像差し替えなども容易です。今回の主題の画像コピー、印刷ができないということもありません。
背景画像としての画像処理
ページの装飾として必要な画像は背景画像としてCSSで処理します。前述の商品画像などと比べると重要度は薄れますがサイトのデザインとしては必要な部分です。背景画像として処理することで個別に画像加工をしないでも画像の上にテキストを重ねるなどが可能になります。
画像が印刷できないその時は
背景として処理されている画像が含まれたページはそのままでは印刷できないので一番早い方法としてはページが表示されたモニター画面をキャプチャーソフトでキャプチャーすることです。キーボードなどにデフォルトで入っているプリントスクリーンボタン「PrtScn」を使ってキャプチャーしペイントなどに貼り付けたり、キャプチャーソフト、FastStone Capture等を使って効率的にキャプチャーすることをお勧めします。
参考:Webデザインに役立つスクリーンキャプチャー
参考:タグを使うか、背景画像を使うか