A/Bテストとは
広告やWebサイトの運用を行う上でよくA/Bテストという言葉を使うことがあります。A/Bテストとは同じような似たコンテンツを2種類用意し、より効果、成果が高い方に集約していく方法です。全く異なるコンテンツでもよいですが、比較内容を大きく変えてしまうとどこにポイントがあったのか不透明になってしまうので広告のタイトル文だけ、ページのキャッチコピーだけ変更のようにまずは一部分づつ変更し、ある程度の期間を比較対象にすることをおすすめします。
A/Bテストの方法
A/Bテストは分かったけどもでは実際どうすればいいのか。以前は「Google Website Optimizer」というツールがあったのですが、2012年の8月に廃止になり、現在はGoogleアナリティクスを利用して行うことができます。
アナリティクスウェブテスト(A/Bテスト)の基本設定
アナリティクスサイドメニュー大項目の「行動」→「ウェブテスト」→テストを作成
テスト名称を決定し評価指標を選択します。トラフィックの割合とは訪問者の何割をA/Bテストの対象とするかです。
実際に比較したいページ(パターンページ)の登録をします。URLを入力するとプレビュー画面も出てきて確認することができます。「他のコンテンツ レポート向けのテストの統合」という項目がありますが、これにチェックを入れるとパターンページのトラフィックデータもオリジナルページのデータに統合することができます。(もちろん、オリジナルページ、パターンページ毎のデータも出すことが可能です。)
テストコードを発行しオリジナル ページheadタグの直後に挿入します。ページ更新後A/Bテストを実行することができます。
Webならではの強みを活用しましょう
こういったA/BテストはWebならではともいえます。もちろん紙の広告やチラシでもパターンを変えることでA/Bテストは可能ですが、反応が分かるまで時間がかかったり成果も0か100かでの評価になるので細かい分析までは難しいです。設定自体は難しい作業ではないので是非活用してみましょう。