ターゲティングのカギである「DMP」とは

2014年5月30日

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DMPの概要

DMPとは(Date Management Platform)の略で、「データを管理するプラットフォーム」という意味です。
SNSの普及に伴い文字だけでなく、音声や動画などのデジタルデータや利用状況や通信記録などのログと呼ばれるデータなどがインターネット上の様々なサーバーに蓄積されてます。この様なビッグデータや自社サイトで得ることが出来るログデータなどを一元管理、分析を行い、最終的に顧客への広告配信などの最適化を実現するためのものを「DMP」と言います。簡単に言えば、広告などをより良く配信するためのツールとなります。
DMPには「オープンDMP」と「プライベートDMP」の2種類に分類することが出来ます。
オープンDMP
オーディエンスデータ(ユーザーのWeb上での行動履歴を元に、興味関心を推測し、そのユーザーを嗜好性等で分類したプロファイリングデータ)を提供者と利用者との間で仲介することが出来るクラウド型のプラットフォームの事です。
様々なウェブサイトのオーディエンスデータを集約して整理しているデータの格納庫のようなものといえます。
プライベートDMP
上記のオープンDMPの領域に加え、企業自身が持っている購買情報やユーザーのプロファイル、各種プロモーションの結果等のデータを集約して、それを外部の情報とシンクロさせて構築されるプラットフォームのことです。
従来では取得するのが難しかった外部のデータを組み合わせたもので、データの格納している場所が企業にあるのがポイントとなります。

DMPのメリット

DMPを活用することで自社のデータを統合し、ターゲットとなるユーザーに効率良く、素早く広告を配信することがメリットとなります。
今までは「20代の女性だけに美容室のクーポン広告を配信する」といったターゲット設定であったのが、DMPを導入して内部データを加えると「20代の女性で、1ヶ月以上前、3ヶ月以内に美容室に行った人だけに広告を配信する」といった指定が出来るようになります。
この様に細かな指定が出来るので購入に至りやすいユーザーに効果の高い広告を配信することが出来るのです。

DMPの課題と今後

DMPの課題としては、広告配信や、メール配信、プッシュ通知などの様々なマーケティング施策と合わせる形で使用するため自社のデータの整備が必要となり、開発コストが生じます。また、各部署との連携や調整が必要となるため簡単に導入することが難しいです。
今後、スマホやタブレット、SNSの普及によりDMPの重要性は増していくと思われます。それに伴い企業からのアプローチも多種多様になります。このような細かく分類されたユーザーに対して様々な施策を行い、検証、分析、改善するといったPDCAサイクルを行うことが重要となります。このサイクルをDMPを利用し高速化することによってより良いWEB上でのマーケティングを行うことが出来るのです。

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