FTPとは?
FTPは「File Transfer Protocol」の略で、文字通りファイルを転送するためのプロトコルになります。
プロトコルとは「決められた約束事や手順の集合」という意味で、FTPを簡単に約すと「ファイル転送専用の手順」となります。
FTP以外の主なプロトコルに「HTTP」というものがあります。
HTTPは世界中のいろいろな場所にあるWebサーバー中のコンテンツを
ユーザーのパソコンにファイルを配布するためにあります。
FTPとHTTPの違い
似たようなプロトコルに思われがちですが、HTTPは「不特定多数」にファイルを配布するのに対し、FTPは「特定のホスト間」でファイルを転送するために作られました。
そのためFTP通信の最初にユーザーIDとパスワードによって通信相手を確認する認証プロセスがあります。
どのような場面で使うのか?
FTPが主に使われているのがホームページを作成する際に使われています。
「転送」を行う単純なプロトコルのため、OSなどの環境に依存されずにファイルをアップロードできるメリットがあります。
そのため、ホームページを作成するために必要な様々ファイルを簡単にアップロードすることができるのです。