弊社ではホームページを納品するときに必ずワードプレス(WP)というキーワードが出てきます。ではワードプレスとはなんでしょうか?
世界で一番使われているCMS
ワードプレスは世界で一番使われているCMSになります。多くの個人や企業に利用され6500万以上のサイトがワードプレスを利用しているようです。また、聞き慣れない言葉「CMS」が出てきましたがCMSとはコンテンツマネージメントシステムのことで、簡単に言うとホームページを簡単に管理更新できるようにするシステムです。通常ホームページを作るには、テキストや画像を作成するだけでなく、レイアウトを定めてページ間にリンクを設定するなどの作業も行う必要があります。そういったホームページの様々な要素を分離してデータベースに保存し、サイト構築をソフトウェアで自動的に行うようにしたものがCMSです。
参考:WordPress increases its domination of the top 100 blogs
ワードプレスの特徴
2003年にマット・マレンウェッグさんとマイク・リトルさんが当時台頭していたCMSのムーバブルタイプ(MT)の再構築の遅さや企業開発ならではの開発の遅さに苛立ちを覚え開発リリースという形になりました。
ワードプレスは基本的に無料で利用できます。またオープンソースにし開発や公開を世界中の有志が自由に行える形をとっています。そのコミュニティの場も整えられており、シンプルで動的にページを更新するため再構築が不要なことも現在の広がりにつながっていると思います。
ウェブ上のコミュニケーションだけでなくワードキャンプという会合が世界中で開かれユーザーと開発者の交流などが行われています。
参考:オープンソース
参考:10年目を迎えたWordPressの歴史と今後の展望
では使用する上でメリットやデメリットはどのようなものがあるでしょうか?
ワードプレスのメリット
・ホームページの知識が無くてもお知らせなどお客様側で管理更新ができる。
・商用利用するにもコストがかからない
・オープンソースな為、世界中で改善開発がおこなわれ企業の倒産によってサービス停止などのリスクが無い。
・拡張プラグインも豊富
・ブラウザ上で更新作業ができる為、デバイスを選ばない。
・モジュールに分け動的にページを生成するので再構築等をする必要がなく、管理更新も楽。
ワードプレスのデメリット
・世界シェア1位な故攻撃にもさらされやすい
・セキュリティ対策のバージョン更新やアップデートを年に数回行う。それに対応する必要がある。
・サーバー要件によって対応できるできないがある。