Google AdWordsディスプレイネットワークは、関係性の高いキーワードでイメージ広告が表示されるサービスです。
AdWordsといえば検索ワードと連動する広告が一般的とされますが、
ディスプレイネットワークでは、ユーザーの検索履歴のほか、よく表示するウェブサイト、ユーザーが使用しそうなキーワードに倣った広告が表示されます。
検索連動型とは違って、潜在的な欲求にイメージ画像で訴えることのできる広告です。
間違った使い方をすると、商材と関係のないページに表示され全く効果が出ず、お金をドブに捨てるのと同じことに。
ですが、適切な運用を行うことで、検索ワード連動型の広告以上の効果を発揮するケースも多々あるのです。
この、ディスプレイネットワークに出稿する際重要なのが広告グループ内のキーワードの設定の仕方。
下記はAdWordsヘルプに掲載されている良いキーワード選びと悪いキーワード選びの例です。
パン屋の広告キャンペーンを作成するとします。キャンペーンを設定する際は、販売する商品の種類に沿って広告グループを個別に作成します。
以下は広告グループの構造の悪い例と良い例です。
効果的に構成されていない
広告グループ効果的に構成された
広告グループ広告グループ: パン屋
キーワード:
チョコレート チップ クッキー
オートミール クッキー
スニッカードゥードル
チューイー ブラウニー
ナッツ入りブラウニー
ダーク チョコレート ブラウニー
レッド ベルベット カップケーキ
バニラ カップケーキ
チョコレート カップケーキ広告グループ: クッキー
キーワード:
チョコレート チップ クッキー
オートミール クッキー
スニッカードゥードル広告グループ: ブラウニー
キーワード:
チューイー ブラウニー
ナッツ入りブラウニー
ダーク チョコレート ブラウニー広告グループ カップケーキ
キーワード:
レッド ベルベット カップケーキ
バニラ カップケーキ
チョコレート カップケーキ
効果を上げているキーワードがあれば、似た内容のキーワードを追加し、更なる効果を狙います。
良質なキーワードを用いることで、より関連性の高いサイトへの広告表示が可能となります。
Googleが定めるキーワード選択のためのガイドラインは以下の通りです。
商品やサービスに関連するキーワードを選びます。 広告グループ内の他のキーワードや広告と関連性が高い 5~20 の語句をキーワードに選びます。2、3 語から成るキーワード(フレーズ)が効果的です。 互いに関連するキーワードを選択します。たとえば花屋を経営している場合に、「バラ」と「チョコレート」をキーワード リストに追加すると、バラの花束と箱詰めチョコレートの購入を検討しているユーザーに広告を表示できます。 ユーザーがアクセスするウェブサイトに関連したキーワードを選びます。 認知度の高い有名なブランドがある場合は、ブランドに関連するキーワードを設定します。
参考:Google AdWordsヘルプ ディスプレイ ネットワーク キャンペーンでのキーワード選び
http://support.google.com/adwords/answer/2453986?hl=ja
Posted by Fujita