契約後にすることは?


ホームページ制作を業者委託する際、各制作会社のサービスや料金を比較こることと思います。
自分に合った制作会社や営業マンを見つけ、契約し、やっと一息…。
といいたいところですが、ホームページ担当者にとって一番労力がかかるのはこの契約後なんです。
とはいえ、制作会社により進め方もまちまちかもしれません。
FAQも兼ね、今回は弊社での制作の進め方、お客様へのお願いを記します。
ホームページを制作するにあたり、弊社ではお客様に3つのことをお願いしています。
1.競合となるウェブサイトは?
2.イメージするウェブサイトは?
3.ホームページ作成のための素材集め

1.競合となるウェブサイトですは、身近な同業他社や活動・サービス内容の似た「ライバル」を数社挙げていただきます。
SEOのキーワード等の分析に使用します。
2.イメージするウェブサイトは、ただ単に「好きなホームページ」と考えていただいて構いません。
勘違いされがちですが、全くの他業種でも構いません。
「ホームページ全体の色合いはこのサイトが好き」
「このサイトは見やすいし、わかりやすい」
「アパレルのイメージ写真だけれど、こんなアイキャッチ画像(サイトのメインとなる大きな画像)を作ってほしい」
など、複数挙げていただいて構いません。
ホームページ以外でも、雑誌や広告のビジュアルイメージを参考にすることもできます。お気に入りを教えてください。
また、「シンプルな」「高級感のある」「元気な」「大人っぽい」「信頼感のある」「硬い」「おしゃれな」など、イメージする形容詞をいくつかピックアップして頂くのも参考にしやすいです。
3.1と2はヒアリングで把握出来ることもありますが、今度は実際の作業となります。
「ロゴデータ」「掲載するテキストデータ(文章)」「イメージ(画像のデータ)」をまとめていただきます。
これら、制作に必要なデータがすべて揃ってからの着手(制作スタート)となるのが一般的です。
ここでお願いしたいのが、「データはある程度一気にもらいたい」ということと、「制作に必要な画像は絞ってほしい」ということです。
テキストはエクセルのタブなどを使い、ページごとの文章を頂けるとありがたいです。
画像も、カメラからSDを取り出しそのまま渡すのではなく、使用する画像を指定して欲しいです。
画像を切り抜いて使用する場合もありますので、画像サイズは大きいものが好ましいです。
新規でホームページを作る場合や内容の古いページを作り替える場合は3番の作業にかなり時間を費やすかと思います。
この文章で伝わるのか、内容が専門的すぎないか。
文章に合うような写真がうまくとれないという場合は、ライターやカメラマンをつけたり、雰囲気に合うような著作権フリーの写真素材をご用意することもできますのでご相談ください。
ページ数にもよりますが弊社では通常、必要な素材が揃ってから一か月後を納期で設定させて頂いております。
ホームページの早めの公開には、お客様のご協力が必要となります。二人三脚で頑張りましょう。
Posted by Fujita

Related Posts

MEO代行、Googleレビュー増加サービスには注意が必要

MEO代行、Googleレビュー増加サービスには注意が必要

MEO(Map Engine Optimization、マップ検索エンジン最適化)について注意点があるのでご紹介です。 立地だけではなくMEOが重要な時代に BtoCなど、主に一般消費者に向けて店舗ビジネスを行っている方にとって店舗の立地という点は重要です。 人通りがあり目の付く所に店舗を構えると看板を出すだけで宣伝効果が生まれます。但し賃料は高くなります。 逆に人通りが少ないなど立地が悪い所の場合は、賃料が安い反面、存在を知ってもらう為に広報活動に予算を振り分ける必要があります。...

経営革新等支援機関に認定されました

当社は、2023年2月24日付けで経営革新等支援機関に認定されました。 認定支援機関ID:107828000112 https://www.ninteishien.go.jp/NSK_CertifiedRecordView?id=a0D2r000004g0zfEAA 行政書士をはじめとしたプロフェッショナルスタッフに経営や補助金・助成金・資金調達などの相談をして頂くことが可能ですのでお気軽にご相談下さい。 認定経営革新等支援機関とは...

光ファイバーケーブルの選定 ポイント

光ファイバーケーブルの選定 ポイント

先日ネットワーク構築の相談を受けたので、その中で光ファイバーケーブルの基礎情報をご紹介します。 速いだけじゃない。光ファイバーケーブルの特徴 ・長距離伝送が可能 LANケーブル(メタルケーブル)では、100m以上で中継器などが必要になりますが、光ファイバーケーブルは数百m~数十kmまで伝送が可能です。 ・大容量のデータ伝送が可能 伝送帯域が大きいため大容量のデータを伝送しても速度低下が起きにくいです。...