コンテンツ量の増加でアクセス数が低下することはあるのか

2013年1月7日


一般的にウェブサイトのページ数は多ければ多いほど良いと言われています。
ページ内の様々なワードが検索に引っかかりPV数が増え、また、ウェブサイト内でのリンク(=内部リンク)の数が増えることから、SEOの面でも有効とされています。
ただし、場合によっては、どんどんとコンテンツ量を増やしているのにアクセスが落ち込む可能性もあります。
要因として、以下のようなものが考えられます。
1.ページ増加によるユーザビリティの低下
ページ数が増えすぎることで、読者が探している情報にたどり着けなくなる、見にくくなる等です。
記事を細分化させる場合は大項目と小項目に分ける、コラムやブログを更新する場合はカテゴリ分けをするなどして、見やすく分別することが大切です。
2.コンテンツ自体の品質の低下
更新すること、ページ数を増やすことばかりに囚われ、内容の薄いサイトになっていないでしょうか。
同じ内容を繰り返してしまったり、他のウェブサイトと内容がかぶってしまうと読者離れの原因につながるかもしれません。
3.検索エンジンからの評価ダウン
Googleの検索アルゴリズム、「パンダアップデート」に引っかかっている可能性も考えられます。
コンテンツ品質の低いサイトでは検索の順位自体が落ち込んでしまったり、ウェブサイトがインデックスされなくなることもあり、読者の流入がなくなってしまいます。
記事の内容が薄っぺらい、アフィリエイト等のバナー広告が目立つ、他サイトへの誘導リンクが多い場合は注意です。
コンテンツ数、ページ数を増やすことは重要ですが、アクセス解析を見て不審な点があれば出来るだけ早くコンテンツを見直してみてください。
そのジャンルや業界自体が下火で、アクセス数が落ちることももちろんあるでしょうが
コンテンツの見直し、サイトマップの見直しで有利に傾けることが出来るかもしれません。
Posted by Fujita

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