サーバー変更時のDNSにかんする注意点

2012年12月16日

ホームページのリニューアルや管理会社を変更する際にドメイン(wasabi3.com等)はそのままだけどサーバーを変更するということがあります。サイトを閲覧している人や更新担当の人にとっては特にサーバーが変更になっても変わりありませんが、システム担当やサイトオーナーにとっては注意する点があるのでご紹介します。

IPアドレス・ドメイン・DNS

ホームページを閲覧するには検索画面でキーワード検索するか直接ドメイン(wasabi3.com等)を打ち込む必要がありますが、このドメインのwasabi3.comが直接ホームページに結びついているわけではありません。コンピューターは「123.124.125.191」のように,3桁の数字を4個で区切ったIPアドレスと呼ばれるもので情報を判断しており、人間にとって分かりやすいようにこのIPアドレスとドメインを結びつけるものがDNSと呼ばれるものです。サーバーを変更しドメインを引き継ぐ際はこのIPアドレスの変更を記述しなければいけません。また、旧サーバーのコンテンツ、メールアカウントを新サーバーに設定する必要があります。

参考:メールサーバー移管

新旧サーバー並行管理

これらの設定変更が完了したらDNSの変更を行うわけですが、変更後すぐに新しいサーバーのIPアドレスを辿ってホームページが見れるようになるわけではありません。世界中のDNSサーバーに変更情報が行き渡るには時間がかかり、またブラウザなどでキャッシュ(一時保存されたファイルやデータ。残しておくことで表示速度が上がり接続無く閲覧することなどができる)されていることがあるため一定期間は旧サーバーと新サーバーで並行して管理する必要があります。サーバー変更したので旧サーバーを即解約などしてしまうとホームページが見れなくなるという事態にも陥るためサイトオーナーは注意しましょう。

TTL設定

何もしなくても1、2週間すれば変更情報が浸透し全て新しいサーバーでホームページを読み込むことができるのですがDNSのTTL値を短くすること(300秒等)でより早く対応することができます。TTL(Time To Live)とはDNSでキャッシュを保持する時間のことです。例えば300だと300秒たったら新しく情報を取得しに行きその後300秒間はその情報を元に表示させます。このTTLが長ければ長いほど古い情報を使いまわす時間が長くなり、短ければより新鮮な情報を使えることになります。これだけだとTTLが長い方が悪いように思いますがメリットもあります。TTLを長くすることでアクセスごとに無駄な通信を発生させることがなくキャッシュされた情報を提示すればよいので表示などのパフォーマンスがよくなります。通常は少し長めに設定しておき、サーバー変更時にはより早く情報を更新、浸透させる為にTTLを短めに、そして2、3日新旧サーバーで並行管理したあと旧サーバーの解約などの検討をすると安心です。

Posted by Nakagawa

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