食品の安全に関して関心が高まっていることから、楽天市場では食品を販売する際に必須記載項目が求められるようになりました。2か月の経過措置期間を経て9月から完全施行されたこの制度のポイントを見ていきます。
食品衛生法、JAS法等食品表示に関する各種法律が法定表示事項として定めている項目を商品ページ上に記載することです。前者が消費期限または品質保持期限、添加物、保存の方法、アレルギー物質の表記、後者が原材料、保存方法、原産地などです。
記載場所は商品説明文とは別に、商品化後の周囲に一括記載する必要があります。
対象商品は健康食品を含む食品全般です。なお、飲料品は対象外ですが、飲料原料の粉商品(インスタントコーヒーなど)は食品とみなされます。
各食品について以下のカテゴリに分けられ、それぞれ表記内容が異なります。
(1)農産物(丸ごと、カット単品、カット同種混合)
(2)玄米、精米
- (2-1)単一原料米
- (2-2)ブレンド米(検査米の場合)
- (2-3)ブレンド米(未検査米の場合)
(3)畜産物
- (3-1)食肉(パック詰めされているもの)
- (3-2)卵
(4)水産物
- (4-1)鮮魚(パック詰めされていないもの)
- (4-2)鮮魚(パック詰めされているもの)
- (4-3)生かき(パック詰めされているもの)
(5)加工食品
- (5-1)国内で製造されたもの
- (5-2)輸入されたもの
- (5-3)牛乳
(6)有機食品
(7)アレルギー物質を含む食品
必ず表示すべき7品目(特定原材料)と表示が勧められる18品目(特定原材料に準ずるもの)があります
(8)遺伝子組み換え食品
詳しくは楽天市場店舗運営マニュアルをご覧ください。
posted by fujii