メールサーバー移管

2012年8月14日


ホームページのリニューアルなどの際にドメイン移管などという話を聞いたことがあるかと思います。その際にメールサーバーの移管もよく行うのですが、サーバー移管という言葉からして少々ハードルが高そうです。ただお客様の方でして頂く作業は少しだけでそのことによって以前よりも機能性やコスト面の改善ができ良いことずくめなので今回はメールサーバーの移管についてご紹介します。
まず簡単にメールの仕組みを説明します。メールは見た目上使用しているメーラー(アウトルック、Gmail、Yahooメール等)の受信ボックスに直接届いているように思いますが実際にはメールサーバーというところに一度集められそのデーターを間接的に受信するという形になります。郵便をイメージすると分かりやすいかもしれません。手紙をポストに出すと直接相手に届くわけではなく郵便屋さんの手で一度郵便局に集められます。そして最寄の郵便局に輸送されそこから各戸に配達されます。この際の郵便屋さんの配達ルートや配達の仕方のルールのことをインターネット上ではSMTP(シンプルメールトランスファプロトコル)といいます。さて普通郵便だとこれだけで大丈夫なのですが相手のサインが必要な郵便の場合相手が不在だといつまでも渡すことができません。そこで原本を郵便局で保管し郵便を取りに来てくれた人に原本やそのコピーを渡すことにします。私書箱のような形です。メールでいうとサーバーからデータを受信、ダウンロードする仕組みのことでインターネット上ではPOP(ポストオフィスプロトコル)といいます。仕組みをまとめるとSMTPで相手からサーバーにメールが送られPOPで受け取ることで実際にメールをメーラーで読むことができるようになります。
メールサーバー移管の際に注意することは設定後すぐにサーバーが切り替わるわけではないということです。その期間というのは設定にもよりますが最大1,2週間は旧サーバーにメールが届いてしまう場合があります。その際旧サーバーが既に消えてしまっていたらメールが迷子になってしまいます。よってサーバー移管したからといってすぐに旧サーバーの解約をせず重複期間を設けることをお勧めします。また旧サーバー、新サーバーに届いてもメールを受信できるようにメーラーの設定を追加変更する必要があります。広く一般的なメーラーアウトルックを例に出すと旧アカウントとは別に新しく新サーバー用のアカウントを作成します。その際にPOPサーバーやSMTPサーバーを入力するところがありますがこちらにメールサーバーのIPアドレス(203.○○.○○.○○)を打ち込みます。通常pop.wasabi3.comやsmtp.wasabi3.comといったようにドメインを用いますが、DNSに依存せず使用できるIPアドレスの入力を推奨しています。
重複期間後旧サーバーの設定でメールが届いていないことが確認できたら必要なデータを移し旧サーバーを解約することでメールサーバーの移管は完了です。
Posted by Nakagawa

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