テレビCMや広告などで、会社名や商品名を用いた「○○で検索」、あるいは名前そのものの入力を誘導する表記は今も見かけることは少なくありません。適切な検索キーワードを設定すればより精度の高い誘導やブランディングが可能です。
しかし、キーワードの設定いかんで効果がかなり左右されるのは否めません。
キーワードが長い(8文字以上)、変換候補で一番に出ない単語などの一般的でない言葉や、半角スペースの存在で「キーワードの揺らぎ」が生じ、設定したキーワードでの誘導の精度が下がってしまいます。
参考記事:Yahoo!検索 スタッフブログ
また、検索誘導は安全なサイト作りからも問題があるといえます。web上の検索は必ずしも「正しい」サイトが上位に出てくるわけではありません。検索誘導させるサイトの偽サイトを作成し、そこでユーザー登録などと偽って個人情報を入力させるフィッシングも理論上は可能です。
会社名など固有名詞はそれほど危険ではないですが、一般的な言葉で誘導するとそのような危険性があるため、ユーザー登録が存在するサイトを運営する場合は検索誘導を使わないほうが賢明かもしれません。
参考記事:安全なWebサイト利用の鉄則
Posted by Fujii
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