インターネットとブラウザは切っても切り離せない関係です。
PCやタブレット、スマートフォンで最も多くの人に利用されているのは恐らくブラウザであり、ウェブアプリの普及でますます依存度は高まっていくと考えられます。
今回は主なウェブブラウザを簡単に特徴をまとめてみました。
パソコンの代名詞 Windowsに初めから搭載されているウェブブラウザだけあって利用者が多い。
他のブラウザと比べてとりたてて特筆する機能はないが、利用者が多いので、とりあえず IE を中心にページが制作されるので不便を感じることが少ない。
多くの人が使っているので、必然的にウイルスの標的になりやすい IE 。
他のブラウザへ移る理由として、感染のリスクを減らすというものがあります
検索最大手の Google が開発。
2008年リリースと歴史は浅く、主要ブラウザでは最後発ながら、並み居る先輩ブラウザを矢継ぎ早に追い落とし、これまで10年以上に渡り独占状態だった IE までも迎撃態勢に入っているとんでもない新人。
初登場時から、表示されるのはタブとアドレスバーのみ、ムダをことごとく省いたシンプルな構成。
サクサクと軽快に表示する快適さ、とても最後発とは思えない完成度の高さ。
その他シークレットウィンドウやサイトの要素検証など便利な機能があります。
Mozilla(モジラ)社が開発。
Google Chrome が出る前までは、Firefox が IE の対抗馬として今も多くの方に利用されています。
特筆すべきはブラウザ自体に様々な機能を持たせる「拡張機能」。
今では他のブラウザにもある機能ですが、充実した拡張機能を武器に Firefox はのし上がっていきました。
今でもこれがあるから Firefox から離れられない人も多くいます。
iPhone でお馴染みの Apple が作っているブラウザ。
Mac では標準ブラウザの Safari 。
現在は Windows 版も利用できます。Windows 版での特長はなんといっても美しく表示される文字でしょう。
独自技術により他のブラウザとは明らかに違う、読みやすく美しい文字で読むことができます。
Safari のブックマークや表示履歴は「Cover Flow」と呼ばれるサムネイルでパラパラとめくるようなアニメーションで見ることができます。
その他の部分でも随所に Apple らしさが見られる独特なブラウザです。
iCloudで iPhone や iPad と連携し、Apple製品同士での連携に強い Safari.。
機能自体はいたってシンプルなブラウザですが表示も速く使いやすいブラウザと言えるでしょう。
ノルウェーの Opera 社が開発している超古参ブラウザ。
Opera のブラウザ市場のシェアは、調査結果にもよるが大抵 1% 程度かそれ以下と非常に小さく、ページの対象ブラウザからほぼ外されている。
ただ、熱心なファンからの支持は他のの比ではなく、Operaのファンはブラウザの話題になると必ず登場します。
Operaの特長は懐の深さ。
通常装備でも普通に使えるのに、設定画面をのぞくと無限のカスタマイズが待っています。
拡張機能を入れなくても、マウスジェスチャーなど Opera だけで自分だけの “マイブラウザ” が作れてしまうのです。
Opera は昔から低い性能のパソコンでも軽快に動作するように作られており、特に表示スピードには定評があります。
現在では競合ブラウザの進歩で、この分野でのアドバンテージはなくなりつつありますが、それでも軽快に使えるブラウザのひとつには違いありません。
ちなみに Opera は現在では当たり前になった「タブ」搭載の草分け的存在です。
一口にブラウザと言っても各社に違いがあります。
ブラウザを使い分けてみて、自分に合ったものを選べばネットライフがより充実するのではないでしょうか。
参考記事:乱立するウェブブラウザー比較(PC版)
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