Googleの検索ボックスにキーワードを入力すると、類似の検索キーワードが出てきます。これはオートコンプリートアルゴリズムによって入力を予測し、リアルタイムで候補になりうる言葉を表示する仕組みで、Googleサジェストと呼びます。
参考:Google オートコンプリート
このアルゴリズムは検索の人気度から予測しますが、Google Zeitgeistなどがその例としてあげられます。入力しているユーザー個人の検索履歴が参照されるわけではありません。
Google Zeitgeist
Googleサジェストにより、関連性の高い候補が表示され、検索の効率化が図られるだけでなく、ユーザーが思いつかなかった関連キーワードの結びつきを発見することもあり得ます。そのことにより、以前なら埋もれていた情報をユーザーが目にする機会の増加につながります。
これはGoogleの理念である「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」に結びつきます。わかりやすさとスピード、効率化、そして情報の発掘。「検索」というインターネットの入り口の可能性を次々に広げていくのがGoogleの価値なのかもしれません。
参考:Googleの理念
ただし、予測キーワードが思わぬ結果を招くこともあります。
ある男性に対して犯罪に関与したとする中傷記事がネット上に掲載され、その男性の名前を入力しようとすると関連キーワードで犯罪行為が表示され、そのことにより男性が大きな不利益を被ったとしてGoogle本社に関連キーワードの表示差し止めを求める事態になりました。
参考:Googleサジェストにプライバシー侵害で表示差し止め命令、東京地裁
Posted by Fujii
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