今や企業ページとしての意味合いも強まってきたfacebookページ。
企業からの情報発信やファン(いいねを押したユーザー)のコミュニティとしての機能を活かし、またソーシャルメディアの「ソーシャル性」、つまりユーザー同士のつながりで自然発生的にバイラルマーケティングがなされるところに着目され、多くの企業で新たな切り口からの広報活動がなされています。
その目的はまず「ウェルカムページ」とよばれるランディングページにアクセスさせ、そこで「いいね」を集めて下層ページへ誘導させること。
また、「いいね」を集めることで懸賞への参加や割引を提供することも行われています。
しかし、そのようなプロモーションにfacebook側は待ったをかけることに。
facebookページが一般ユーザーのページと同じように「タイムライン化」され、ランディングページとしてのウェルカムページが意味を成さなくなります。
参考記事:ゆーたのこれだけはイイタカった!?
ただ、この動きは何も急に始まったわけではなく、昨年末辺りからじわじわ広まりつつありました。
参考記事:ダイヤモンド・オンライン
思うに、この流れはfacebookの原点回帰ではないでしょうか。
もともと友達の「つながり」を念頭において設計されたものであり、今回の流れもリアルタイムの交流を促進するためのものと思われます。
確かに、社内でも安易な「いいね」集めに違和感を抱いておりましたので、今回の変更を新たなクリエイティビティの機会として歓迎しています。
タイムラインという概念でのページ作り。
カバー写真の選択やより魅力的な記事など、今後の作りこみがより面白くなりそうです。
Posted by T.fujii