フェイスブック、2月1日にも上場申請

2012年2月11日


米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)は27日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)世界最大手の米フェイスブックが、2月1日にも新規株式公開(上場)の申請書を米証券取引委員会に提出すると報じました。
フェイスブックとは創設者マーク・ザッカーバーグ氏が、2004年にアメリカの学生向けに立ち上げられたソーシャル・ネットワーキング・サービスです。
その後、世界にサービスを拡大し、英語・日本語・中国語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・ロシア語など77ヶ国に波及し、現在、登録者は全世界で8億人になると言われているて日本語版は2008年に公開されました。
 米メディアは上場時期を4~6月期と予想している。同紙によると、フェイスブックの上場時の時価総額は、750億~1000億ドル(約5兆7530億~7兆6700億円)が見込まれています。
 日本企業でみると1位のトヨタ自動車に次ぐ2位のNTTドコモと並ぶ規模となり、米インターネット企業では、グーグルが2004年の上場時に記録した230億ドルを上回り、過去最大!
資金調達額も100億ドルが見込まれ、そうなればIT(情報技術)企業では過去最高を更新しました。
ところでなぜこの時期に上場する事になったのか。
理由は登録者数が指数関数的に増加する中で快適なユーザー体験を維持し、新機能を実装していくには設備コストなどに莫大な費用がかかるため、フェイスブックの巨大な資金需要をまかなっていくのは無理があると言う点が挙げられます。
ちょうど1年前の2011年1月、フェイスブックはゴールドマン・サックスを幹事とする資金調達に踏み切ったとき調達した額は15億ドルで、累計調達額は23億3600万ドルに上りました。
過去のフェイスブックの資金調達額は、1年ごとに数倍に膨張してきた。となると、今後も株式未公開のまま個別投資家から数十億ドルから100億ドル規模の資金調達を行うことは難しくなってきます。
「人類のコミュニケーションのあり方を改革する」という野望を打ち立てて走り続けて来たが、フェイスブックの利用者が8億人を超え設備の増強などに投資する資金調達が「個人実業家」のままでは難しく、外部からの影響が及ぶことを極力避けようとしてきたマーク・ザッカーバーグとしては渋々上場したと言う事になるのではないでしょうか。
元々ザッカーバーグは個人的な金儲けに興味がなく2011年9月に開催されたフェイスブックの開発者向けイベント「F8」で基調講演するマーク・ザッカーバーグは「利潤のためではない。人々をオープンに結びつけることにより、世界をよりよい場所にするためだ」 と言っていたと言います。
このことから見ても利益よりもユーザーに快適にフェイスブックを利用してもらうために上場したと言えるのではないでしょうか。
今後は上場した事によりザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は去年死去したアップル創設者のスティーブジョブスに続く「ポスト・ジョブス世代」の筆頭として期待が予想されます。
Posted by Date

Related Posts

事業再構築補助金 第2回公募~7月2日まで

事業再構築補助金 第2回公募~7月2日まで

事業再構築補助金の第2回公募が現在受付中です。 残り3回予定とのことですので5回中の2回目となるかもしれません。 事業再構築補助金という名前を初めて聞く方は下記をご覧ください。 事業再構築補助金(公式) 事業再構築補助金 事業計画書 具体的取組内容 事業再構築補助金を簡単にお伝えするとコロナにより売上が減少した企業に対して事業再構築の計画を立ててもらいその資金を最大1億円補助してもらえる制度です。(募集の多い主な枠では6000万円上限)...

今からでも遅くないテレワークのポイント

今からでも遅くないテレワークのポイント

2020年、新型コロナウイルス感染症の流行と共にテレワークが注目されました。 国や自治体も盛んに人流抑制によるテレワークの導入を訴えていましたが、実は感染症対策の為に2020年にぽっと出てきた単語でないのです。 実は2017年頃より政府が推進した「働き方改革」の一つにテレワークがうたわれていました。...

IE11(Internet Explorer)サポート終了が2022年6月16日(日本時間)に決定

IE11(Internet Explorer)サポート終了が2022年6月16日(日本時間)に決定

先日マイクロソフトからIE11のサポート終了期限が発表されました。2022年6月16日(日本時間) IE(Internet Explorer)はバージョンを変えながら長年Windowsの標準ブラウザだったこともあり、親しみが深い人も多いと思います。 そもそも詳しい人以外はインターネット=IEとして、その他のブラウザの存在を意識していない方も多いと思います。...