not setを避けるには?
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グーグルアナリティクスのキーワードのデータにnot setが含まれているのを見た事あるでしょうか?これはグーグルが取得できなかったキーワードデータの集まりです。訪問の際にリダイレクト等で参照元の情報を取得できなかった場合や検索結果以外からの訪問、具体的にはグーグルアドワーズなどのリスティング広告でアナリティクスとの連携が上手くいっていない場合に発生します。
アドワーズが原因の場合これを回避するにはアドワーズ側で設定→自動タグ設定の有効と、アナリティクス側でアカウント→データソース→費用データのインポートを設定する必要があります。
またカスタムレポートを使用し、ディメンションでキーワードを設定している場合もnot setが表示されてしまいます。こちらはリスティング広告を使用していなくても表示されてしまいますが、参照元がグーグル、ヤフー、楽天、goo、bingなどのオーガニック検索エンジン以外の総合計になります。
こちらのnot setの割合が高い場合、ブランド力が確率されていたり、ファンが多いという見方もできますがその分SEO的には弱いという見方もできてしまいますので双方のバランスが大切です。
Posted by Nakagawa
Googleアドワーズを始める
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ホームページは作ってからが大切といいますが、作ったホームページに集客し、そこからコンバージョンへと成果を上げていきます。その方法の一つとしてあげられるのがGoogleアドワーズです。
他の誘導手段として考えられるSEO、twitterやfacebookといったソーシャルメディア、メールマガジンとの違いを考えてみます。
SEOは適切なキーワード設定やディスクリプションにより、検索による誘導を最大化することができます。ただし即効性は低く、不適切あるいは余計なキーワードの設定によりペナルティを受けることもあり、確実な上位表示ができるとはいえません。
次にソーシャルメディアですが、バイラルマーケティングを発生させ、広げることで集客力は加速度的に上昇します。しかし、その効果はあくまで一過性であり、また意図した方向に口コミを広げられるかはかなり不透明です。
メールマガジンはリスト化された見込顧客に直接アプローチできるため、信頼関係に基づいたアプローチが可能です。ただし、リストの件数以上のアプローチは物理的に不可能であり、また継続的に適切な情報発信ができないと見込顧客は離れていってしまいます。
つまり、「費用対効果」で考えると、上記の手段はあまり魅力的でないといます。ここでアドワーズ(検索連動型広告)について検討してみます。
その特徴としてキーワードを自由に設定できるため、より効果の高いユーザーを誘導することができます。またキーワードは定期的に変更ができるため、より効果的な集客につながります。
ここで注意しておきたいのが、キーワードの価格は入札制になっており、競合の多いキーワードはそれだけコストが高くなるということです。
そんなアドワーズは制作会社が制作後のオプション、あるいは運用プランとして使うことが多いですが、自社でアドワーズを利用しているとクライアントへの提案が多くなります。あたりまえのような話ですが、アドワーズを提案する制作会社は自社でのノウハウがあるからこそできるといえます。
アドワーズ利用の最初の壁と考えられるのがスキル面、営業や社内のリソース、具体的な利用方法がわからないなどがありますが、それらを解決するステップになるのがGoogleオープンビジネスパートナーというプログラムです。
アドワーズの概要、運用ノウハウ、提案活動におけるポイントという3つのステップに分かれたスターターキットを無償で手に入れることができ、5000円のアドワーズお試し券も発行されます。
ホームページは作ってからが改めてスタートです。それはホームページをどう運用・活用していくかを考えていくということですが、その手段の一つとしてアドワーズは非常に魅力的といえます。
Posted by Fujii
リスティング広告よくある質問
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当社にお寄せ頂いたリスティング広告においてよくある質問をまとめさせて頂きます。これら以外にも当社ブログ内に色々なヒントが隠されているので是非他の記事もご覧下さい。
どういった場所に広告は表示されるの?
大きく分けて2カ所に掲載されます。一つはヤフーやグーグル、その他提携サイトの通常検索結果画面の上部や右側面といった広告スペースに表示されます。これらが掲載されるのは検索連動型と呼ばれる広告です。もう一つはブログやニュースサイト、youtube等の動画内、SNS、質問サイトなどに設置されている広告スペース内に表示されるものです。これらはコンテンツ連動型と呼ばれる広告です。
ヤフーとグーグルにしか表示されないの?
ヤフーとグーグルは多くの提携パートナーを抱えておりそれらサイトや検索ページにも表示される可能性があります。代表的なところではアドワーズは@nifty、 BIGLOBE、gooなど。ヤフーリスティングはexcite、bing、infoseekなどがあります。
イメージ広告(バナー広告)は使用できるの?
使用可能です。但し通常の検索画面に表示させる検索連動型広告には使用することはできません。詳細については別途お問い合せ頂ければと思います。
検索連動型広告、コンテンツ連動型広告って?
ユーザーがグーグルやヤフーの検索窓にキーワードを入力し、そのキーワードが登録されていた場合に表示されるのが検索連動型広告です。またコンテンツ連動型広告とはブログやポータルサイト、ニュースサイト、youtube等々Webコンテンツの文脈やキーワード、内容を解析し、そのサイトと関連性の高い広告を掲載する広告です。
料金後払いできますか?
申し訳ありませんが広告予算と運用費を前払いで頂いています。
Posted by Nakagawa
新プライバシーポリシーとディスプレイ広告
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以前の記事
参考記事:Google プライバシーポリシー
でグーグルのプライバシーポリシー統一について紹介しましたが、先月アメリカの調査会社eMarketerからこのような調査結果が発表されました。
参考記事:Googleのディスプレイ広告、Facebookを猛追
ディスプレイ広告とはネット閲覧をしている時によくページ内に画像や動画が埋め込まれていてそこをクリックすると対象ページに飛ぶ広告のことです。売上首位のFacebookとグーグルが市場を牽引し、近い内にグーグルが逆転して売上高トップになる見込みという調査結果です。
今回のグーグルによるディスプレイ広告の伸びとその後の予測は前回の記事とはまるで無関係ではなくそれと関連するところがあります。ディスプレイ広告は検索のキーワードによって広告が出稿されるのでなくユーザーの属性や広告との関連性の高いページに掲載される広告です。属性とはたとえば、男性、女性。20代、40代。スポーツ好き、音楽好き。といった要素のことで同じページを見ていてもスポーツ観戦チケットの販売広告であったり、ライブイベントのチケット広告など人によって違う広告が表示されるということになります。
では広告の売上は何が要因となって伸びているのでしょうか?一番は広告効果が高いと広告主が判断していることにあります。広告効果を高める為には関連性が高い広告を適切に掲載する必要があり、その為にもグーグルはユーザー情報などの統一を進めているようです。
これらの調査結果は米国市場を元にしています。全体的にネット広告市場において米国を追いかける格好で成長し、また匿名性を重視する日本において同じ成長予測となるかは分かりませんが、今までSEOと共に検索連動型の広告に注力し見込み客を集めることに力を入れていた広告主様は潜在的顧客に視覚からも訴えかけることができるディスプレイ広告を検討し更なる成長を図って頂ければと思います。
Posted by Nakagawa
ホームページと広告について
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ホームページが完成したら次は広告を作成してみましょう。
インターネットで広告を出すのは、従来の広告手法以上に効果の高い広告効果を期待できます。
yahooやgoogleで従来の広告より簡単に、効果的な広告を出稿できます。
その仕組みは検索結果の右側や上部に、入力した検索キーワードに関連した広告が表示されます。ユーザーがその広告をクリックすると設定したページへ誘導できます。広告料金は広告クリック時に発生します。
インターネット広告のメリットは広告効果を期待する相手に直接出せることです。
インターネット広告はyahooやgoogleなどの検索と連動しており、指定の検索ワードを入れたときに広告を出すことができます。
「指定の検索ワードを入れる」ということは、ユーザーはその事柄について多少なりとも関心があることになり、表示される広告にアクセスする可能性が高まります。従来の広告では全方位に向けて流していることが多かったですが、インターネット広告ではより広告に興味を持ったユーザーに対して集中的に発信することができるのです。また、広告文に対して数多くのキーワードを設定できるため、より広告に興味のあるユーザーを誘導できます。
また、広告内容や予算の変更も柔軟に対応できます。広告の掲載期間やキーワードの設定はもちろん、一日辺りの予算も変更できます。
つまり、広告効果を見ながら細かく調整できるため、より高い効果を期待できます。
また、クリック単価は入札方式となっており、その単価に上限も設定できるため、単価の設定を工夫することで低コストで効果的な広告を表示できるだけでなく、予算に合わせて計画的に広告掲載できます。
広告戦略は慣れるまでは大変ですが、効果的な戦略はホームページの見られる機会を増加させ、コンバージョンにもつながります。
参考記事:Google Adwords Lab
Posted by T.fujii
Google プライバシーポリシー
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このたびGoogleがプライバシーポリシーの統合を発表しました。
参考:Google 全体で 1 つのポリシー
プライバシーポリシーとは個人情報保護方針(インターネットのウェブサイトにおいて、収集した個人情報をどう扱うのか。保護するのか、それとも一定条件の元に利用するのかなどを、サイトの管理者が定めた規範)のことで、この統合によりGoogleの提供する全てのサービスでユーザーの行動を追跡・記録し、その内容を他のサービスに反映することが可能になります。
この件に対してマイクロソフトは批判的な立場をとっています。
参考:MicrosoftがGoogle批判の新聞広告
では実際に利用者の立場に立つとどうでしょうか?メリットデメリットで考えるとメリットの方が大きいのではないかと思います。マイクロソフトが言うように自動で情報管理されることは確かに問題ではありますが、多くの利用者からすると60以上もあるサービスの各ポリシーの違いを判断し取捨選択できるか、というと必ずしも簡単な作業ではありません。
またアドワーズの例をあげるとGoogleはGoogle、広告主、検索ユーザーの3者間の関係性をwin-winの関係。全てにメリットがある状態であると言っています。
広告主に対してより有用なデータとシステムを提供し広告主同士を競わせることで検索ユーザーに対してより有益で検索内容と関連性が高い情報を提供できるように。
検索ユーザーに対してプライバシーポリシーを遵守しつつユーザーデータを取得することでより有益で検索内容と関連性が高い情報を提供できるように。
Googleにとっても広告主に対して価値の高い検索ユーザーデータを提供することで、広告主同士が競いあい、その関連性が高い情報を求めて検索ユーザーが増え、検索ユーザーが増えることで広告主も増え、広告主が増えることで収益もあがる。
このように今回のプライバシーポリシー及び利用規約の統合はマイクロソフトの主張するように広告主向けユーザーデータを高めるのが目的かもしれませんが上記のようにユーザーにもメリットがある改正だと言えると思います。
この改正は2012年3月1日より有効化するとのことです。
Posted by Nakagawa
PV(ページビュー数)アップのポイント
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ホームページの分析には色々な指標(目安となるもの)が使われます。最もポピュラーなのがアクセス数。ホームページにどれだけのユーザーが訪れたかの指標です。次にページビュー数(以下、PV)その他にも滞在時間、直帰率など色々な指標が使われます。サイトの種類や目的によって重要となる分析指標は異なってきますが今回はPVを増やすにはどうするかについて考えてみます。
PVとは簡単に言うとどれだけユーザーがホームページを見てくれたかの指標になります。同じ1アクセスでも2PVと10PVでは後者の方がよくホームページを見てくれていることになり関心が高いということができます。
サイトの種類によってはコンバージョンまでの導線がすっきりしているためPV数が少ない場合、逆にPV数は多いけどコンバージョン等に結び付いていない場合は訪問者がサイト内で迷っている場合などが考えられます。
ホームページ全体のPVを増やすには以下のポイントが重要です。
新規訪問者数×回遊率×リピート率
・新規訪問者数(アクセス数ユーザー層等)
・ページ回遊率(1人辺りのPV数、滞在時間等)
・リピート率(、リピーター割合、リピーター頻度)
例えば観光情報のサイトなどでイベントの詳細ページが直帰率や離脱率が高い場合、そのページに他の関連イベントの紹介の為の分かりやすいバナーやリンク先を設置したり、過去のイベントの様子が見れるページへ誘導すれば回遊率が高くなるかもしれません。
またイベント名のキーワードで検索されている場合、記事の数や更新頻度をあげることで新規ユーザーのサイトへの誘導に繋がるかもしれません。
逆に一般的なキーワード(~+観光、~+行事、~+イベント等)でのアクセスが少ない場合はグーグルアドワーズ等のリスティング広告で潜在的ユーザーの確保を狙うのも方法です。
新着情報がリピートユーザーにあまりみられていないならリピートユーザーの離脱ページに新着情報への誘導を仕掛けたり、リピートユーザーの訪問キーワードを調べそれにマッチする情報の発信も大切になってきます。
ホームページで常に新鮮で質の良い情報を発信するのがPVを上げる第一条件になってきますが、それ以外にも上記のポイントを元に分析し、サイトの導線の見直し、ユーザーキーワードとサイトページとの関連性の向上、リピーターを意識した対策等をすることがPVを増やすことに繋がります。
Posted by Nakagawa
コンバージョントラッキングについて
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グーグルアドワーズではコンバージョンが30日まで記録されるようになっています。
(最大30日。任意設定も可能)
参考:コンバージョントラッキングについて
その結果予算が全て消化された直後のコンバージョンデータと消化後30日経った後のデータでは後者の場合の方が数字が増えている場合があります。
では何故30日という猶予期間があるのでしょうか?それはサイトの種類や設定しているコンバージョンの目的によってそこに至るまでの時間というのが異なってくるからです。
雑貨を売っているECサイトと工業用機械を企画開発している企業サイトを例にとってみます。両者とも商品の注文をコンバージョンの一つに設定していますが、前者のECサイトの場合クリックからコンバージョンの記録は比較的早く30日間際になって急増するということはあまりありません。しかし、後者の企業サイトの場合クリック直後はコンバージョンがほとんど記録されないけれど30日間際になりコンバージョンが記録される場合があります。(その際のプロセス例、担当者広告クリック→サイト情報収集→上司に報告→他企業とも比較→予算承認→注文)これは一例に過ぎませんがサイトの種類やコンバージョンの設定によって有効となるコンバージョンの記録日は異なります。
重要な点は
・サイトやコンバージョンの種類により結果が出るまでの有効期間が異なってくる為30日という猶予期間を活かすということ。
・比較的結果が出るまでに時間がかかる場合は過程のプロセスでもデータを取れるようなサイトの設計をし段階を想定したいくつかのコンバージョンを設定すること。
(例、ステップ1:詳細ページクリック ステップ2:資料請求 最終コンバージョン:注文画面)
Posted by Nakagawa
アドワーズクライアントセンター(MCC) – Google AdWords My Client Center とは
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複数のアカウントのアドワーズを管理している方はアカウント毎のログインとログアウトの不便さを必ず感じていることでしょう。
アナリティクスならばユーザー追加をすることでメインアカウントに各管理アカウントのアナリティクスを紐づけられるので大丈夫なのですが、アドワーズは基本1グーグルアカウントにつき1つしか紐づかないのでこんな不便なことになるわけです。
ただ、それを解決する方法としてクライアントセンターというものがあります。
簡単に言うと1回のログインで複数アカウントを管理できるというもので上記の不便さを解消することができます。
ただ一つ問題点があります。
既にメインアカウントでアドワーズを行っている場合、クライアントセンターにも1対1ルールが適応されるのでメインアカウントで管理することができないのです。
ではメインアカウントをログアウトすることなく複数のアカウントを管理するにはどうすればよいのか?少し裏技?的なことがあるのでご紹介します。
- ①新規のGmailを取得します。(仮にアカウントBとします。)
- ②次にメインアカウントのアドワーズ→アカウントのアクセスタブから他のユーザーとしてBに管理者権限で招待メールを送ります。
- ③BでGmailを開き承認します。メインアカウントから承認を許可します。こうすることによりメインアカウントのアドワーズに2人の管理者が生まれました。
- ④次にアカウントBからアドワーズ→アカウントのアクセスタブ、操作からメインアカウントのアクセスの許可の取り消しを選択します。これによりメインアカウントに紐づくアドワーズは無くなり今までのアドワーズはアカウントBで管理することになりました。
- ⑤クライアントセンターを開設しメインアカウントに紐づけます。
- ⑥クライアントセンター管理画面から既存のアカウントをリンクにお客様IDを入れアカウントBやその他のアカウントに招待状を送信します。
- ⑦アカウントBやその他のアカウントでアカウントのアクセスタブから招待状を承認します。
これでようやくメインアカウントで全てのアドワーズを一括して管理することができました。できないと諦めていた方は一度お試し下さい
Posted by Nakagawa
アドワーズでの平均順位
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アドワーズでは、広告がどの位置に表示されたかの平均順位というのを知ることができます。
掲載順位が1.4だったら主に検索結果の1番上に、2.3だったら主に2番目の位置に、
といった具合です。
よく耳にするSEO対策ではないのですが、掲載順位を1位に近づけようとクリック単価を高く設定されている方も多いのではないでしょうか?(アドワーズの場合単純にクリック単価の高さのみで決まるものではないですが)
ただ掲載順位が1位でも広告で目的とするコンバージョンにイコールで結びつくか、というとまた別の話になります。
3位の方が1位よりもコンバージョン数が多い場合もあります。
一例なのですが、商品選択の際、検索画面に表示された上部のリンクからページを見ていく内に徐々に自分の中で選択基準が出来あがり、3番目の広告をクリックした時にコンバージョンに結びつくということがあります。
初めに見るページはいくら良い商品でも他のページも見てみようかという意識が働くということです。
これらはサイトの内容や広告により異なるので一概に言うことはできないですが、そんな視点で分析してみるのも費用対効果を高める上で重要です。
Posted by Nakagawa