Googleストリートビュー(インドアビュー) 撮影方法のまとめ
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撮影技術があれば誰でも自分のお店のパノラマ画像を公開できます。
「認定カメラマン」という制度があるのでなんだか認定されていないとパノラマツールを利用できないのでは?と感じてしまいますよね。
(そんなことなくて、ツールは誰でも登録すれば利用できます)
https://www.google.com/intl/ja/maps/streetview/trusted-signup/
上記から認定フォトグラファーの申請をしてください。
ちなみに認定フォトグラファーのできることは、
- 認定バッジとブランディング要素を使用する(プログラムの認定メンバーのみ)。
- 「プロフェッショナルが撮影する 360° パノラマ写真」を、ビジネス サービスとして提供する。
- 認定バッジを表示する(どのような場所に表示する場合でも、白い背景と十分な余白を必ず設定すること)。
- ウェブサイト、プレゼンテーション、業務用の衣類、販促用印刷物に認定バッジとブランディング要素を使用する。ただし、バッジやブランディング要素がページや衣服のメイン要素にならないようにしてください。
詳細は、こちらのガイドラインをみてください。。
今回は、デジタル一眼レフでの撮影に関してまとめてみます。
以下の撮影機材と技術があれば是非チャレンジしてください。
パノラマ画像について
- 32メガピクセル(8,000 ピクセル×4,000 ピクセル)以上。アスペクト比は、2:1。
- +/- 2EV 自動露出ブラケットで撮影されている。
- 絞り優先モード
- ISO(アイエスオー)は、400
- 絞り F8.0
- ホワイト バランス: AWB(自動)
- 測光方式: 評価
- 単写または連写
- 画像記録品質: L(ラージ / ファイン)
- ピクチャースタイル:標準
- 色空間: sRGB
- レンズのフォーカスモードスイッチを M(マニュアル フォーカス)に設定(フォーカスリングを 0.5 メートルに調整)
- 水平出しは、ポイントごとに 1 回のみ行う
- 三脚の足は直径30-40cmにする
- 写真どうしの間隔を 1 メートル空ける。3 メートル以上の間隔を取らない
- 出入口の外側と内側をリンクする場合は、出入口の両側の間隔を 1 メートル以内にする
- 建物の外観を撮影する場合、エントランス部分から 3 メートル離れた場所から撮影
- 撮影されたエリアが多いほど臨場感が高まる。撮影エリアをできる限り増やす方法を検討する
カメラ機材について
- デジタル一眼レフカメラ
ちなみに私は、Canon 5DMK3
もしくは、Canon 7Dを使用。
Canon
Rebel シリーズ: XSi/450D、T1i/500D、T2i/550D、T3i/600D、T4i/650D、XS/1000D、t3/1100D
xxD シリーズ: 20D、30D、40D、50D、60D、70D
xD シリーズ: 6D、7D、5D シリーズニコン
ちなみに私は、Nikon D700を使用
D5000、D5100
D90、D7000、D7100
D200、D300、D300s
D600、D700、D800、D810 - 魚眼レンズ
Canon 8-15mm f/4L 魚眼レンズ(Canon マウントのみ)←おすすめ - パノラマヘッド
(私は、GTP R10 Package for Canon EF 8-15mmを使っています。) - 三脚+自由雲台
Manfrotto 494RC2がおすすめ。私が持っている自由雲台は、494RC4のため使いにくいです。
三脚は、GITZO トラベラー三脚 GT2542T
つかっていますが、下記を検討。
Manfrotto の190シリーズ カーボン 3段 MT190CXPRO3がよいという詳細は、下記のブログ
ストリートビュー撮影におすすめの三脚最近は、山にも使えるし、バックにいれるのに便利なMeFOTO 5段カーボン三脚+雲台セット C1350Q1
が気になっております。
- リモート スイッチ
(RS-60E3、RS-80N3、MC-30、MD-DC2 など)
ちなみに私は、GODOX X1Cを使っています。
- 8 GB の SD カードまたは CF カード× 5(最小要件)
と記述されているが、RAWで撮るでもないので5枚は必要ない。
その他
- 魚眼レンズと地面の距離が約1.5 メートル離れるようにする。
- 「IMG_XXXX」(Canon の場合)または「DSC_XXXX」(Nikon の場合)というファイル名を使用する。
- 複数階の建物を撮影した場合、階ごとにフォルダを 1 つ作成する(ホテルモードを除く)。
- 各フォルダの画像の合計数が 12 の倍数になっている。
- 各フォルダの画像数が 480 枚以下(画像の場合)または 40 枚以下(事前合成された 360° パノラマ写真の場合)になっている。
詳細は、こちらからでも確認ができます。
https://www.google.co.jp/intl/ja/maps/streetview/publish/
最後になりましたが、認定を受けるには下記の条件が必要です。
Google の認定を受けるには
継続的に高品質なコンテンツを公開し、優れたサービスを提供している方であれば、Google の認定を受けることをおすすめします。認定されると、認定バッジでアピールできるほか、写真撮影のリクエストがあったときには通知も受けられます。
Googleストリートビュー(インドアビュー)導入しませんか
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3つのホームページ制作目的に共通して役立つサービス
ホームページを制作する目的として大きく3つの目的に分けることができます。1つは売上や問い合わせを上げるためのマーケティングツールとして、1つは会社案内としての情報提供ツールとして、そしてもう1つは採用を行っていて求職者に対して自社を知ってもらうための採用ツールとして。
目的に応じてそれぞれコンテンツ内容やデザインの方向性なども異なってきますが、3つの目的それぞれに共通して役立つサービスがあるのでご紹介します。
これからホームページ制作を考えられる方は併せてご検討されることをおススメします。(制作後の導入も勿論可能です。)
Googleストリートビュー
Googleインドアビュー(おみせフォト)というサービスをご存知でしょうか。
Googleインドアビューという言葉はまだあまり馴染みがないかもしれませんが、Googleストリートビューでしたらご存知の方も多いかもしれません。
Googleストリートビューは、住所を検索してGoogleMAPを開き、人型のアイコンを見たい位置に動かすと部屋に居ながらにして現地の街並みを知ることができる便利なサービスです。住所や地図上では分かっていても初めての場所だと迷ってしまうことも多いですが事前にストリートビューで調べておくことにより心積りや目印を決めることができるので迷うことも少なくなります。
このストリートビューはGoogleのカメラを搭載した専用車などが街中を走りそのデータを集めて実現しているサービスなのですが、たまにストリートビューを見ていると路面店で雰囲気の良いお店を発見し中も詳しく見てみたいとクリックしたけれども入れなかった経験はないでしょうか。ストリートビューは基本的に道路等の公共空間から見える景色を自動的に撮っているので店舗の中などは撮影できないのです。
そこで登場してくるのがGoogleインドアビューです。
Googleインドアビューとは
Googleインドアビューはストリートビュー(街中)のインドア(屋内)版です。
予め高度なトレーニングを積んだカメラマンが店内を撮影しそれらの写真をつなぎ合わせ360度のパノラマ写真を作ることで、実際に店舗を訪れて店内を歩いているかのように、写真をクリックすることで好きな方向へ自由に見て回ることができます。
店内に居るかのような雰囲気を感じてもらうことができるため、安心感や期待感を高め来店を促す集客ツールとして利用されています。
Googleインドアビューの活用法
GoogleインドアビューはGoogleマップだけでなく、自社のホームページ上に埋め込んで表示させることが可能です。
冒頭でホームページ制作3つの目的に共通して活用できるとお伝えしましたが、具体的に考えてみます。
- 1、マーケティングツールとして
- 2、情報提供ツールとして
- 3、採用ツールとして
Googleインドアビューは飲食店やクリニック、美容室などが特におすすめの業種とされています。というのはこれらの業種は味やサービス内容、技術だけでなく居心地の良い空間かどうかというのも重要な来店要素となってきます。
そんな中でインドアビューを導入することで、実際にお店に訪れる前にホームページ上でパノラマ写真をクリックし自由に歩き回ることで店内に居るかのような雰囲気を感じてもらい、安心感や期待感を高めることができるからです。
例えば、友達から紹介されたA店(インドアビュー導入)とB店(インドアビュー未導入)があってどっちに行こうか迷っている時に実際に訪れるまで雰囲気が分からず不安の残るB店と、ホームページ上から雰囲気を知り期待感が出てきたA店でしたらA店を選ぶ場合が多いかと思います。
また、ホームページ上に掲載されているインドアビューだけでなく、住所や電話でGoogle検索した際にも検索結果ページに写真とボタン「中を見る 等」が表示されるのでクリックされる確率=見てもらえる機会(間口)が広がります。
BtoBの企業や特に営業をかけず紹介等で回っている企業でもGoogleインドアビューは重要です。
例えば取引先が御社を他社に紹介して頂ける場合、ホームページや会社案内も何もない状態で紹介するのと詳しくはこちらのホームページ見て下さい。でしたら紹介のし易さも変わってきます。その時にインドアビューを導入していて雰囲気を知れる知れないでも印象が変わってきます。
近年、採用目的としてホームページを作ったり、リニューアルする機会も増えてきました。ホームページがあることがステータスになるのでなく、むしろ他社がホームページを持っている中で自社が持っていないということがマイナス要素となってきています。その中でいかに自社を知ってもらう機会を増やし、期待感や未来像を抱かせるかというのが大切です。
例えば、「先輩からのメッセージ」というコンテンツを入れることで求職者に自分の未来像を想像させることができますが、そこに更にインドアビューを導入しオフィス内を紹介することにより、働くイメージを持たせることができます。勿論それだけで就職が決まるわけではありませんが動機を作る要素にはなります。
Googleインドアビュー公開までの流れ
では実際にどういう流れでGoogleインドアビューを公開できるのか簡単にまとめます。
- 1、ヒアリング
- 2、見積
- 3、撮影
- 4、Google+ローカルにお店を登録
- 5、編集作業
- 6、掲載開始
実際に撮影する現場や平面図を見せて頂き、要望などをヒアリングします。
ヒアリング内容を元に見積を提出致します。見積基準は床面積と撮影ポイント数等です。
撮影日を調整し実際に撮影をします。不要なものは片づけて頂きますがなるべく普段のお店の風景を撮影します。
撮影時間は1時間からです。
よく営業時間外(人がいない状態)でないと撮影できないの?というご質問頂きますが、営業時間中でもぼかし技術を使い人の顔を見えなくすることは可能です。
撮影に並行してインドアビューの公開に必要なGoogle+ローカルにお店を登録します。
Google側で自動的に作成されている場合があるので重複にならないよう注意が必要です。
参考:Google+ローカルページを絶対に登録・管理しなければならない理由
撮影した写真をつなぎ合わせパノラマ写真に加工し、導線などを設定する作業を行います。
Googleの検索結果などに表示されます。撮影した写真がGoogleの審査をクリアできなかった場合、再撮影になる場合があります。
Googleインドアビューの費用
ここまで凄いサービスだと費用面が心配になりますが、Googleインドアビューの場合は月額費用などはかからず初期に撮影及び編集費がかかるだけですのでご安心下さい。
詳細は実際の現場や平面図を見てからの見積になりますが、基本料金50000円(税別)からで対応可能です。
更に現在キャンペーン中です。詳しくは下記からお問い合わせ下さい。
・外観+入り口+15ポイントまで(面積80㎡程度)
・2フロア以上 +5000円(税別)
追加 5ポイント毎に 10000円(面積+15㎡程度)
※神戸・大阪は出張費用は発生しません。
※Google マップへのアップロード公開作業は含まれております。
※月額料金は、発生いたしません。
※Google審査により再撮影となる場合、追加費用は発生しません。
Googleインドアビューのポイント
改めてGoogleインドアビューのメリットやポイントを整理します。
- ・ホームページ3つの制作目的に役立つ。
- ・ウェブ上(ホームページ、グーグル検索、グーグルマップ)で実際に店舗にいるかのような安心感や期待感をユーザーに体験させることができる。
- ・グーグルサービス(グーグル検索やグーグルマップ、グーグル+ 等)と連動しているのでユーザーの目に触れる機会や利便性が高まり集客効果を期待できる。
- ・タブレットやスマートフォンからでも見ることができる。
- ・自社ホームページやSNSに利用することが可能。
- ・初期費用のみ。月額費用はかからない。
- ・Googleの講習を受けた高い技術をもったカメラマンの撮影。それらの写真を販促物に使用することも可能。
- ・飲食店、アパレル・インテリア・雑貨などの小売店、幼稚園、学習塾、学校、美容院、エステサロン、歯科医院、介護施設等多くの業種におすすめ
Googleインドアビュー導入してみませんか
導入店舗や企業もどんどん増えてきていますが、まだ知らない方も多いGoogleインドアビュー。これを機会にGoogleインドアビュー導入してみませんか。ご興味ありましたらお気軽にご相談下さい。